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翔side(回想)
やめてくれ……やめてくれ……
俺の頭は混乱していた。
みんなと一緒にいる時は、何かと頭を働かせるブレーン的な立ち位置にいる俺。
「化け物だ！」
「俺たちを騙してたな！」
「出て行け！」
鬼のような形相で俺らを罵る人達。
こんな時こそ、俺が頑張らないといけないのに…。
俺は…俺は…。
汗が止まらない。
手の震えも止まらない。
智「…！横、今すぐ翔くんを眠らせて！」
裕「こんな時に、何を…」
智「いいから！」
裕「お、おん…」
翔「待って横、俺は……」
トンッと軽く横が俺の肩を叩く。
俺は、そこで意識を失った。
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作者名：凛 | 作成日時：2020年2月10日 17時
