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-You side
翔吾「…A？」
A「うちが翔吾にぃのこと怖がるわけないやんか、こんなに好きやのに！
キスのことだってそうや、うちは翔吾にぃとやったらその先までしたいって思ってる！
…でもそんなん言うたら引かれへんかな、とか嫌われるんやないやろかって思って不安になって、やから言えへんかっただけやのに…っ！」
翔吾「…ごめんな、俺Aがそんなこと思ってるなんて知らんかったわ。
Aのことなんでも分かっとるつもりやったけど、全然分かってなかった。
Aのこと嫌いになったりしん。
引いたりもしん。
…やから、ちゃんと言って欲しい。
Aが今何を考えてて、何を思ってんのか全部教えて。」
A「…翔吾にぃと別れたくない…っ。
呼び方、変えれるように頑張るから、やから、どこにも行かんとって。
ずっとうちのそばにおって…？」
翔吾「ええよ、約束や。
ずっとAのそばにおる。
絶対どこにも行かへん。」
A「…ほんま？」
翔吾「ほんまや。」
私は身を捩って翔吾にぃに向き直った。
A「…キスして。」
上目遣いでそう言うと、翔吾にぃは私の大好きな笑顔で頷いた。
翔吾「目、閉じて…？」
言われた通り目を閉じると、唇が重なった。
翔吾にぃの背中に手を回す。
息苦しくなって唇を開くと、翔吾にぃの舌が入ってきた。
A「んっ、」
そのキスに応えようと、たどたどしく舌を絡め返すと、翔吾にぃの腕に力が籠る。
激しいのに、優しいキス。
彼が優しい手つきで私の頭を撫でる。
流石に息苦しくなって、翔吾にぃの胸をとんとんと叩くと、彼は直ぐに唇を離してくれた。
A「…翔吾にぃ、好き。
ほんまに好きやで。」
翔吾「俺も好きや。」
A「…翔吾にぃ？」
翔吾「ん？」
A「うちな、こんな風に翔吾にぃに抱き締められるのも、頭撫でられるのも、キスするのも全部好き。
翔吾にぃやったら、なにされてもええよ…？」
そっと翔吾にぃを見上げる。
彼は顔を真っ赤にしていた。
翔吾「…お前それ意味分かって言っとんか？」
A「…ん。」
翔吾「…流石にここでは出来ひんし、また今度な？」
A「…うん。」
私は小さく頷いて、翔吾にぃの胸に顔をうずめた。
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直実(プロフ) - かほさん» ありがとうございます。最近更新できてなくて本当にすみません (2019年6月2日 6時) (
レス) id: 30cb587ed2 (このIDを非表示/違反報告)
かほ(プロフ) - 展開すごく楽しみです(^^) (2019年5月29日 18時) (レス) id: eaeefd1f65 (このIDを非表示/違反報告)
直実(プロフ) - Rayさん» ありがとうございます！壱馬くんと樹くんのお話、最近更新できなくてほんと申し訳ないです。 (2019年4月28日 7時) (レス) id: 30cb587ed2 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - ほんまです(*^▽^*)特に岩翔・壱馬・樹の三作が気に入ってます(〃ω〃) (2019年4月21日 22時) (レス) id: 2992f2d670 (このIDを非表示/違反報告)
直実(プロフ) - Rayさん» え、ほんまですか？めっちゃ嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年4月21日 19時) (レス) id: 30cb587ed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：直実
| 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/naomi_shogkazu
作成日時：2019年3月28日 15時
