２ ページ2
S side
しかし、会議室のドアを開けた瞬間、俺はただならぬ空気を感じ取った。
雅「あ、しょーちゃんだー！おはよー！！」
智・和「おはよ^^」
…と、ここまで聞けばいつもどおりに思うかもしれないが
潤「……はよ。」
あぁ…やっぱりな…
見てのとおり、今日の潤はすこぶる機嫌が悪いらしい。
もう長い付き合いだから、ただ部屋に入っただけでその日の潤の機嫌の良し悪しなんかはすぐにわかるんだ。
翔「おぅ…おはよ^^;」
雅「ほらほら、翔ちゃんはこっちだよ♪」
相葉くんが一生懸命明るく振る舞って場の空気を盛り上げようとしてくれてる。
ただ…
雅「翔ちゃんも朝から取材なんて大変だねぇ！」
翔「うん…っ…まあね…^^;」
若干声がデカいから頭に響くんだよな…;
和「ごめんね翔ちゃん、実はね…会議室16時まで使えるはずだったんだけど、どういうわけか手違いがあったらしくて…」
智「15時で撤収しろってさ。びっくりしちゃうよねぇ^^;」
えっ…まじで…？
潤「まあ俺の名誉のために言っておくけど、俺は最初に予約入れる時にはっきりと16時までって伝えたんだからな。」
智「うんうん、そうだよねぇ」
和「わかってるよ？潤くんはちっとも悪くないからね？」
潤「ってかさ…やっぱおかしいだろ！」
雅「まぁまぁ落ち着いて^^」
潤「こんな状況で落ち着けるかよ！大事なコンサートの打ち合わせが１時間も削られんだぞ？ただでさえ時間ねぇのに…マジ勘弁してくれよぉ〜」
そうだよね…。
コンサート番長の潤はもちろん、俺ら全員に言える事だけど、この１時間っていう時間がどれほど貴重なものか…
和「まあそういうわけでさ、今日は急ピッチで行くから翔ちゃんもよろしくね？」
翔「う、うん…」
どうしよう…
潤「じゃあ始めます。」
あぁ…始まっちゃった…。
耐えられるかな…
結局俺はこの場の雰囲気に飲まれ、体調が悪い事を言い出せないまま打ち合わせに参加する事になってしまった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 161人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちゅう(プロフ) - 萌愛（甘楽love）☆ニアさん» ニアさんありがとう！頑張ります♪ (2014年11月27日 21時) (携帯から) (
レス) id: 09bab4301f (このIDを非表示/違反報告)
萌愛（甘楽love）☆ニア(プロフ) - 新しいお話っ！楽しみにしてまーす！！＾＾ (2014年11月27日 20時) (レス) id: dcbd8f3afa (このIDを非表示/違反報告)
ちゅう(プロフ) - 萌愛（甘楽）loveさん» ニアさん、いつもありがとう(*^^*)やっと完結しました！ニアさんのお話も更新されましたね！見てますよ^^お互い楽しく頑張りましょう♪ (2014年11月22日 7時) (携帯から) (レス) id: 09bab4301f (このIDを非表示/違反報告)
萌愛（甘楽）love(プロフ) - あぁっ！すみません、ニアです！名前かえました！ (2014年11月21日 22時) (レス) id: dcbd8f3afa (このIDを非表示/違反報告)
萌愛（甘楽）love(プロフ) - どうも！完結おめでとう！翔ちゃんも潤くんも可愛かったぁ＾＾ 次のお話楽しみにしてます！…私もそろそろ更新します(笑)お互いがんばりましょうね！！ (2014年11月21日 22時) (レス) id: dcbd8f3afa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゅう | 作成日時：2014年9月12日 21時
