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２７° ページ28

あまりチカラが入らない手で翔先輩の肩を押して離れて。



｢っ、最低｣





じわって滲んだ視界に、手で目を擦って。



すぐに部屋を出ようとした手を…思わず止めた。






入った時、気づかなかった。



扉の横にあったもの。







｢……こんな大切に飾ってあるのに、なんであの時“好きじゃない”なんて言ったの？…翔先輩なら、花言葉知らないはずがないのに ───｣





なんで…

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作者名：ハチミツ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hachilover01/  
作成日時：2021年1月15日 22時

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