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２１° ページ22
｢…ぇえ！？な、なんで！｣
和｢だって、相葉さんとおーのさんは名字呼びなのに、“翔先輩”って呼んでるでしょ？｣
うぅ、二宮くん鋭い…
盲点だった、気にせず呼んでた…
わっかりやすいねーアンタ！って笑いながら切った人参を私に渡す。
雑だってボールを突き返しながら、うるさいなぁなんて言う。
｢私、翔先輩の高校の後輩｣
和｢へぇー。でも翔ちゃん覚えてないっぽくない？｣
｢まぁ数回会っただけだし｣
和｢一目惚れってやつ？｣
｢な！なんで私が好きなの前提で…｣
和｢好きなんでしょ？｣
｢…………。｣
わっかりやす！ってまた切り直した人参を私に渡して。
｢二宮くん、俳優じゃなくて探偵目指せば？｣
和｢嫌だね。俳優の方がモテるんで！｣
｢うわ、そんな理由！？｣
二宮くんとワーワー騒ぎながらも楽しく作り上げたシチューは、松本くんと大野先輩が家に帰る頃に出来た。
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作者名：ハチミツ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hachilover01/
作成日時：2021年1月15日 22時
