Cinderella Story

ハイヒール × 那須雄登 ページ3

クールで大人っぽくて、頭がとっても良い真面目な秀才くん


それでいて、イケメン


デートしてても彼は色んな女の子の視線を集めてる


分かるよ･･･


那須くんはカッコいいよ･･･


私服もオシャレでスタイリッシュ


その点、今日の私は長袖シャツにスキニー


特別オシャレなわけではない


でも、今日は背伸びしてハイヒールを履いてみた


･･･あ、物理的な背伸びではないよ？ ←


オシャレは足元からっていうじゃん？


雄登｢今日はヒールなんだね？｣


A｢そうそう｣


雄登｢すごいコツコツ鳴るね。なんか、Aいつもより大人っぽく見える｣


A｢本当？ありがと笑｣


ハイヒールをコツコツ鳴らして歩いてるだけで大人っぽく見えるよね笑


狙い通りだけど･･･



雄登｢あ、Aああいうとこ好きでしょ！入らない？｣


A｢うん･･･。行きたい！｣


彼が指差すのは木でできたお家のようなカフェ


本音を言うと今すぐコンビニに行きたい()


原因は皮肉にもコツコツと軽快に音を鳴らすこいつである


身も蓋もなく言えば靴擦れ


慣れないもの履くんじゃなかったな･･･


そんなことを思っていると


雄登｢A、もしかして足痛い？｣


気づかれた


雄登｢正直に言ってみて｣


A｢･･･靴擦れしたっぽい｣


雄登｢やっぱり。やけに足元見てるし、引きずるような音が聞こえたし。｣


雄登｢痛いだろうからAには申し訳ないけど、良かった｣


A｢ん？｣


雄登｢ハイヒール履いてるAは大人びて見えて、俺なんかには手の届かない存在かもって思ってさ。｣


慣れてなかったんだね、ばんそうこう買ってくるから待っててよ、と微笑んでカフェを出ていく那須くんを見て


やっと気付いた



私たちはお互いに表面しか見ていない



私はもっともっと、那須くんを知りたい



那須くんは･･･？
……………………………………………………

少し甘さは控えましたが、みなさんはやはり甘々なお話が好きなんですかね･･･？？

ただ、ハイヒールで甘いお話って私の中では結構難しくて･･････(´-`) .｡oO

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