67、内緒のお願い ページ28
気づけば秋も終わり、冬が近づいてきた
来月末はクリスマス
…そして再来月は啓司さんの誕生日…
私は今、組長さんの前に座っている
五十嵐「珍しいね、Aさんが来てくれるなんて」
「突然押しかけてしまってすみません…」
五十嵐「構わないよ、娘みたいなものだからね笑」
「ありがとうございます」
眞木さんがコーヒーを２つ入れてくれた
五十嵐「それで？どうしたの？」
「あの…来月末のクリスマスなんですけど…」
五十嵐「？」
「け、啓司さんにプレゼントがしたくて…
あの…アルバイトをですね、したくて…」
五十嵐「…なるほどね」
「啓司さんと暮らすようになってからバイトしてなくて…不自由なく暮らさせてもらってるんですけど…
やっぱりプレゼントは自分のお金であげたくて…」
五十嵐「いいと思うよ。何をすれば？」
「あの…啓司さんには内緒にしておきたいんです。
何か、啓司さんに迷惑をかけずに隠れてできるお仕事はないでしょうか…？」
正直、この辺でアルバイトを探すと確実に啓司さんにバレる
それに、この前みたいに私を襲ってどうこう考えてる人がバイト中に来て迷惑をかけるのも嫌だ
色々考えた末、何かいい案をくれるのではないかと、大学の帰りに一人で本家を訪れたのだった
五十嵐「なるほどな…期間はどれくらいで考えてるの？」
「クリスマス前までかな、と…あんまり長い間啓司さんに秘密作りたくなくて…わがままですみません…」
眞木「いや〜啓司はホントに愛されてるねぇ」
五十嵐「そんなに色々考えてやってくれてありがとうね」
「いえ…私はもっと沢山の愛を貰ってるので…///」
眞木「ひゃーっ独身のおじさんには毒だなぁ笑笑」
五十嵐「あれ、今誰来てんだっけ？」
眞木「えーっと…あ、直人さん来てますよ」
五十嵐「あ、いいじゃん、直人さん」
眞木「呼んできますか？」
五十嵐「よろしく」
頭の中が？？？のうちにことが進んでる…
五十嵐「黒澤会の片岡直人、知ってる？」
「あ、はい、以前事務所にいらしてて…」
五十嵐「そっかそっか〜 直人がアパレルやってんだけどさ、そこのお店でバイトしたらどうだろう？と思って」
「そうだったんですか？！確かにお洒落なスーツ着てたな…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 303人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
KaYo(プロフ) - 青さん» 嬉しすぎます😭😭😭けじたんどうなっちゃうんでしょうか…😢お楽しみに！いつも読んでくださりありがとうございます❤️ (2022年2月28日 8時) (
レス) id: 9b12c777cc (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 次回予告でさえ楽しみなあまり、1から読み直して波乱の展開を何倍も楽しみたいと思います！！はーーー拗れちゃうのけーじさん🥺ヒロインちゃんもけーじさんも周りを頼っていいんだよ🥺🥺🥺何回読んでもわくわくするし、楽しみな作品です！ (2022年2月28日 1時) (レス) id: 1cc0658830 (このIDを非表示/違反報告)
KaYo(プロフ) - ユキさん» そろそろこの作品でも岩ちゃん出したいなぁ🤔🤔 (2022年2月27日 22時) (レス) id: 9b12c777cc (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - KaYoさん» えーどうなるのかな来月岩ちゃんポメラニアン🐶の誕生日ですね😊♥️明日は岩ちゃんポメラニアン🐶ドラマサスペンスに出るから嬉しい😆♥️ (2022年2月27日 21時) (レス) @page49 id: e86d7cf610 (このIDを非表示/違反報告)
KaYo(プロフ) - ユキさん» そうですね…😢 (2022年2月19日 17時) (レス) id: 9b12c777cc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：KaYo | 作成日時：2021年6月29日 20時
