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ー帰りのヘリ




黒澤「…初にしては冷静だったんじゃない？」




使用した薬剤や状況などを記録していると、黒澤先生が声をかけてくれた




「ホントですか？内心すごくテンパってて…」




黒澤「かなり落ち着いて見えたぞ？




…てっちゃんのおまじないのおかげ？」




…？！




「な…なんでそれ知って…」




黒澤「いや、さっき話してた時に言ってたからさ」




「な、なななな何て？？？」




黒澤「いや、おまじないしてあげた〜とだけ。




何？なんかあったの？分かりやすいくらい狼狽えてんじゃん笑笑」




「いや、そんなことは…おまじないのおかげ…ですかね？」




黒澤「へぇ…てっちゃんすげーな」




知らないと言っている黒澤先生の視線は何かを知ってそうで、逃げるように記録作業に戻る





間もなく病院に着いて、荷物を運行管理室まで運ぶ




使った薬剤を補充するために薬剤部に向かうと




土田「おつかれさん」





もうこの人神出鬼没！

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