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土田「…なんかよそよそしくな〜い？」
「そんなことないですよ…」
土田「…こっち向いて、」
土田先生の綺麗な手が私の頬を包み、優しく顔の向きを変える
「…」
土田「どした？なんかあった？」
先生には気づいてほしくなかった
私が勝手に思い上がっていたこと
先生を好きな気持ち
婚約者よりも愛されてるんじゃないかなんて身勝手な思い…
「…なんでも…な…っ」
私の渾身の強がりは、先生の唇に飲み込まれた
優しく、でもどこか男の人を感じさせる力強さ
頭の中は真っ白で…
ゆっくり離れていく先生の唇は、いつもより血色があって
すごく優しい目で私をみてて
その目に映ってるのは、本当に私…？
「…だめ…」
これは、先生にだけじゃない、自分への制止
これ以上、本気にしてはいけない
「…せんせ、お仕事は？…何か用があったんじゃないんですか？」
土田「…んー…用事はねぇ…Aちゃん探し？」
「…何かありましたか？」
土田「…さっき桃田さんに、Aちゃんが残業してるって聞いたから」
「…？」
分かってるのに
どうしても、自分の都合の良い様にしか捉えられなくて
土田「終わったら一緒にご飯行こ？」
「…え、2人で、ですか…？」
土田「もちろん」
「…大丈夫なんですか…？」
土田「何が？」
「…2人っきりって、誤解されちゃいません？」
ホントは誘われてすごく嬉しいのに、会ったことのない婚約者に気を遣ってしまう自分がいた
土田「なんで〜？アキラたちとはご飯行くのに俺とは行ってくれないの〜？」
あぁ、そういうことか
あくまでも同僚とご飯を食べるだけ
全く気持ちのないことなら、相手も納得してくれるだろう
…じゃあ、なんで2回もキスなんて…
土田「決まりね！玄関で待ってるから」
そう言うと先生は白衣の裾を翻して去っていった
「…なに…今の…」
頭の中は動く気ないみたいで、ただ呆然としてるだけ
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KaYo(プロフ) - ユキさん» コメントありがとうございます☺️バタバタしていて亀更新ですが、引き続きよろしくお願いします🐶 (2023年3月19日 14時) (
レス) id: 9b12c777cc (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - KaYoさん» 久しぶりの更新ありがとうございます☺️♥️ (2023年3月19日 12時) (レス) @page48 id: e86d7cf610 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - KaYoさん» 16日に音楽の日にEXILEが出るから楽しみですね😉♥️ (2022年7月11日 7時) (レス) @page44 id: e86d7cf610 (このIDを非表示/違反報告)
KaYo(プロフ) - ユキさん» ちょっと放置してたらすごく時間経ってしまってました…亀更新ですがまたそのうち更新します🙇♀️ (2022年5月27日 14時) (レス) id: 9b12c777cc (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - KaYoさん» 久しぶりの黒ポメちゃんストーリーありがとうございます♥️ (2022年5月27日 12時) (レス) @page41 id: e86d7cf610 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KaYo | 作成日時：2020年11月12日 13時
