→ ページ26
ケンチ「お待たせ。オーナーの寺辻健一郎です。俺、啓司の幼なじみ」
「…柳田…Aです…」
ケンチ「何で一人で歩いてたの?数原は?」
「…今日は数原さんが啓司さんの運転手で…」
ケンチ「何かあったの?」
「…ごめんなさい…帰ります…」
席を立ち、部屋を出ようとすると
寺辻さんに腕を掴まれた
ケンチ「待って!一人で帰したらマジで殺されるって」
「どうして…?」
ケンチ「君、自分の立場分かってる…?
この辺は五十嵐組のシマ。この辺には啓司のオンナだって知れ渡ってる。その子に手出そうものなら、五十嵐組に消される…」
「…っでも!…私は啓司さんの…彼女じゃない…」
ケンチ「へ?!…なんで?」
「…だって…付き合おうなんて言われてないし…」
ケンチ「アイツ口下手だからなぁ…「それに!」」
「…今日、彼女さんきてましたよ」
ケンチ「は…?!」
「綺麗でオシャレな人。事務所の前で啓司さんに抱きついてた。邪魔したくなくて、出てきたの」
ケンチ「…」
「…いいんです。浮かれてた自分が悪い。…最初から釣り合ってなかったんです。啓司さんに気に入られてるなんてバカみたいな夢見て…っ」
ケンチ「それは違うよ」
「…っ」
ケンチ「啓司は本気だよ。その女とはとっくに切れてる。」
「でも…!」
ケンチ「…もうちょっとここに居たら?啓司が本気かどうか、確かめてみればいいじゃん」
「え…?」
ケンチ「ちょっと、そこの影に隠れてなよ」
言われた通りにソファの影に隠れると、外が騒がしくなった
204人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
KaYo(プロフ) - ユキさん» こんにちは!読んでいただきありがとうございます♪更新まちまちですが是非楽しんでいただけたら嬉しいです!! (2020年7月19日 16時) (レス) id: 9b12c777cc (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - こんにちはEXILETRIBEストーリー大好きです(///ω///)♪ (2020年7月19日 13時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:KaYo | 作成日時:2020年6月30日 14時