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赤「…君、結構鋭いんだね。阿部君以外は全員馬鹿だと思ってたんだけど」
照が後ろでドアを叩いた。
合図だ。
赤「でもごめんね？君達には用がないんだ。というより、阿部君の回収を邪魔しようとしたもう1人のあの子にも本当は用は無くてね」
櫻井先生がそれを言い終わる頃、他のみんなが中に入ってきた。
sk「阿部ちゃんをどこにやった！」
dt「…翔太、どこかな？」
おかしい。
櫻井先生1人に対してこっちは7人だ。
間違いなく不利な状況でどうしてそんなにも不適な笑みを浮かべている？
赤「あらら、沢山いるね。申し訳ないんだけどさ、お引き取り願える？そこにいるＮｏ．1君を残してね」
kj「っ…？」
そうかこの人、能力者を知っている人間だ。
でも阿部ちゃんの回収？
それに、康二がＮｏ．1という事まで知ってる。
fk「こいつの名前は康二ですよ、櫻井先生」
赤「はは、そうなんだ。じゃあＮｏ．4君含め、康二君を除く全員は早急に退室してもらえる？康二君の事は俺の方で預からせてもらうからさ。阿部君と一緒にね」
俺がＮｏ．4だってことも知ってんのか。
ニコニコと上っ面な笑顔を浮かべる櫻井先生は、実験用デスクに軽く腰掛けたままこちらを見つめている。
一体、何者なんだ。
iw「阿部と翔太はどこだ」
赤「…あくまでも聞くつもりはないわけか。じゃあそうだな…ニノ、Ｎｏ．5君お願いしてもいい？」
？「了解です。翔さんなんだか楽しそうですね」
そう言って階段を降り出てきたのは白衣に黄色いネクタイをつけた青年。
一見年下にすら見えるその容姿だが、彼の付ける名札には大学院生の文字があった。
赤「俺こういう友情的なの好きなんだよ。彼らは仲間想いで良い子達だよ。昔からね」
昔からねって、なんだ。
黄「そうなんですか？まあ、私には関係ないけど」
ニノと呼ばれた大学院生は止めていた足を再び動かし、また少しだけ降りてくる。
その背後から翔太が出てきた。
dt「翔太！」
黄「Ｎｏ．1を除いて彼らをここから追い出して欲しいんだけど。出来る？」
nb「出来る」
そう言った翔太は俺達に掌をむける。
追い出すなんてどうやって。
その疑問は次の瞬間、粉々に砕け散った。
俺たちの前に氷が現れたんだ。
それはどんどん俺たちの方へと近づいてきて、まずいと思って避けると、それと同時に外へと飛び出してしまっていた。
人数確認をすると、康二と目黒の姿が見当たらない。
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花(プロフ) - 星さん» また、最後には本来は良い人だった、という最終点を用意した事で、少しでも緩和されるようにと思いこの役に5人を入れました。少しネタバレになる発言ではございますが、嵐さんのお名前をお借りした理由を適切にお伝えするために失礼致します。 (2020年8月24日 22時) (
レス) id: 3efdfc6162 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - 星さん» 貴重なご感想ありがとうございます。私も嵐担とスノ担の掛け持ちです。私は嵐さんメインのお話が書けない為、どこかで書きたいと思っており、今回の様になりました。不快な気持ちにさせてしまったこと、大変申し訳ございません (2020年8月24日 22時) (レス) id: 3efdfc6162 (このIDを非表示/違反報告)
星 - ストーリーが好きなだけに本当に残念です。長文失礼しました。 (2020年8月24日 21時) (レス) id: f4d89dd0be (このIDを非表示/違反報告)
星 - スノ担の中には、嵐担と掛け持ちしている人も多くいます。その人たちの気持ちは考えなかったのでしょうか？そもそもこの悪役が嵐である必要性が全くわかりません。作品に他グルの名前を出すのなら、最初に注意書きをするのがマナーだと思います。悪役なら尚更。 (2020年8月24日 21時) (レス) id: f4d89dd0be (このIDを非表示/違反報告)
星 - 初めまして、いつも楽しく作品拝読しております。この作品は大変面白いと思いますが、なぜ悪役に嵐の名前を使ったのでしょうか。普通の登場人物ならまだしも悪役で。はっきり言いますが、嵐担からすると非常に不愉快です。 (2020年8月24日 21時) (レス) id: f4d89dd0be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花
| 作成日時：2020年5月14日 9時
