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「あ、康ちゃん！」
今日待ち合わせをしていたのは大学で同期だった優ちゃん。
頭脳明晰やし可愛いから沢山の男子に人気やったけど、俺はタイプではなかった。
でもめっちゃ良い友達やねん！
kj「待たせた？ごめんな…」
「んーん、待ってへんよ」
その言葉に感謝しながら飲み屋街を歩く。
優ちゃんが予約してくれた店があるらしく、そこに向かうことに。
久しぶりに会ったけど、大学生の頃と変わらない優しい雰囲気と笑顔。
優ちゃんは一緒にいると元気づけられる存在なのだ。
「あれ、康二じゃん」
ついさっきまで聞いていた声が聞こえて振り向くと、そこにはふっかさんがいた。
というより、照君と目黒君の3人が。
kj「ふっかさん！」
fk「なんだ、この辺り来てたんだ」
kj「先に上京した友達が一緒に飲み行こ言うてくれたんで！あ、同僚の深澤さんとお世話になってる岩本さん、目黒さん」
優ちゃんに紹介すると、3人は驚いたような顔をした。
「こんばんは、いつも康ちゃんがお世話になってます」
あ、なんでそういうこと言うん。
それじゃまるで付き合っているようだ。
案の定ふっかさんはにやぁと笑ったし、照君は目線を泳がせた。
まずい、勘違いされる。
どう言い訳する…。
……あれ、なんで勘違いされるだけでこんな焦ってんの？
fk「あら、もしかして…？」
kj「え、いや…」
「ふふ、そう見えます？」
理解できないモヤモヤが胸に溜まって、不自然に足踏みしてしまう。
どうにかここを離れたい。
そう思っていると、照君がふっかさんと目黒君の首根っこを掴んで歩き出した。
iw「邪魔しちゃ悪いし、さっさと行くか。また明日な」
kj「あ、お疲れ様です！」
お疲れ〜と手を振るふっかさんとは裏腹に、こちらを凝視する目黒君は何の反応も示さずに行ってしまった。
kj「優ちゃんああいうの言ったアカンて」
「えー？もしかしてさ、あの中に好きな人おるん？」
kj「いやおらんわ。俺男やで？」
予約してたお店に入ってとりあえず生でと頼むと、さっきの話に戻る。
ああいう場であの状況は心臓に悪い。
とはいえさっきの、あの中に好きな人でもいるの？という言葉に、少しだけ頭を抱えなければならない事も確かだ。
頭の中に突然目黒君の顔が浮かんだのだから。
すぐにそんな邪念は振り払ったが、この日はずっと心のどこかに引っかかり続けていた。
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花(プロフ) - ゆきんこさん» 感想ありがとうございます！康二君に押しまくるめめが大好きなんですw次回以降もめめこじ要素多いので、もし気になったら読んでみてください！ (2020年8月5日 5時) (
レス) id: 3efdfc6162 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - パパらさん» ご感想ありがとうございます！励みになります^^* (2020年8月5日 5時) (レス) id: 3efdfc6162 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - 第1章完結おめでとうございました！ずーっと押してくれるめめがナイスすぎてずっとニヤニヤしながら読んでました！（笑）最後の登場もビックリしたしほかのメンバーもすっごく楽しみです！無理せずに更新頑張ってください！ (2020年8月5日 2時) (レス) id: 9366bbf9ec (このIDを非表示/違反報告)
パパら - いつも拝見させていただいてます！とてもとても面白いです。作者様のペースで更新頑張ってください！ (2020年8月1日 21時) (レス) id: e814843bd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花
| 作成日時：2020年6月29日 9時
