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fk.kj「失礼します」
中に入ると、もう席に着いていたマーケティング部と思われる2人は立ち上がり、軽く微笑んだ。
2人とも死ぬほどイケメンやん、何この会社凄いなって言葉は喉の奥にしまい込む。
iw「マーケティング部部長の岩本照です。宜しく」
スーツ着てるはずなのに筋肉質な事が分かるという恐ろしい男は大きな手を差し出してくれた。
握り返すと、さっきよりも顔を顰めるくらい笑ってくれて、不覚にも可愛いと思ってしまう。
mm「目黒蓮です」
今度はまたまた高身長イケメン。
王道？ってくらいイケメン。
こんなん女子やったら1発やん。
iw「多分聞いてると思うけど、目黒は1週間前に入社してきたばかりの新入社員。お手柔らかに頼むぞ」
はい、と一言返事を返すと、今度はふっかさんが前に出た。
fk「営業部部長の深澤辰哉です。目黒君、ふっかって皆に呼ばれてるからそう呼んで」
mm「分かりました。ふっかさん」
ほら次、と顎で合図された俺は相手方2人を見比べて小さく頭を下げた。
とはいえ声が出ない。
なぜなら目黒君が上から下まで舐めるように見つめてくるから。
ちょっと顔見られるくらいならまだ耐えれるけど、そんなに見られたら精神的にもたない。
kj「……向井です。ぁ、向井康二です」
多分凄く声小さかったと思う。
でも今は人見知りが激しく作動してるから手の打ちようがない。
fk「向井は昨日、関西から移動してきたんだ」
iw「ってことは…今日で2日目？まじ？」
fk「まあビビるくらい仕事出来るから大丈夫だよ」
やめて、そんなにハードル上げんといて。
勿論声に出せるはずもなく、斜め下を凝視していた。
そして悪魔の言葉を落とされる。
iw「期待しとくよ、康二」
kj「あ…は、はい！」
投げやりな気持ちで返事をして、コピーした資料を3人に回す。
仕事となればやる気モード。
お互いに切磋琢磨していく仲間達だと思えばその後は軌道に乗るように上手く進む。
会議が終わり、スキームが纏まった頃には丁度定時になっていた。
iw「今日飲み行かね？」
mm「行きたいっす！」
fk「康二どーする？」
気づいたら目黒君以外は康二呼びになってて、少し照れながらも今日の予定を思い出す。
kj「すいません、先約あるんです」
iw「なら仕方ねーな。また明日」
深くお辞儀をして会議室を出た俺は、待ち合わせ場所へ向かった。
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花(プロフ) - ゆきんこさん» 感想ありがとうございます！康二君に押しまくるめめが大好きなんですw次回以降もめめこじ要素多いので、もし気になったら読んでみてください！ (2020年8月5日 5時) (
レス) id: 3efdfc6162 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - パパらさん» ご感想ありがとうございます！励みになります^^* (2020年8月5日 5時) (レス) id: 3efdfc6162 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - 第1章完結おめでとうございました！ずーっと押してくれるめめがナイスすぎてずっとニヤニヤしながら読んでました！（笑）最後の登場もビックリしたしほかのメンバーもすっごく楽しみです！無理せずに更新頑張ってください！ (2020年8月5日 2時) (レス) id: 9366bbf9ec (このIDを非表示/違反報告)
パパら - いつも拝見させていただいてます！とてもとても面白いです。作者様のペースで更新頑張ってください！ (2020年8月1日 21時) (レス) id: e814843bd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花
| 作成日時：2020年6月29日 9時
