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fk「なんか康二と渡辺君って接点無さそうなのにね」
他愛もない話ばかりしていると、突然ふっかさんがそう言った。
ちなみにふっかさんのその言葉はあながち間違ってはいない。
俺と翔太君の共通点といえばお揃いの家電、服、スマホケースくらいなもので、後お笑いが好きな点以外は全くと言っていいほど無いのだ。
nb「ただ同じ大学で合同授業受けてた先輩後輩ってだけだな。でもふっかと阿部なんてもっと共通点無さそうじゃん」
阿部？！
翔太君、いくら何でも社長秘書さんを呼び捨てはやばいで。
そう思って顔色を窺うと、阿部さんは察してくれたのか軽く微笑みを返してくれて安心した。
fk「それが結構あんのよね。まず大学で学部同じでしょ、入社同期だし、映画見に行く仲だし、後は男が」
ab「ふっか！！…口滑りそうになってる」
fk「あ、危な…」
いや、男がなんやねん。
続き気になってしゃーないわ。
翔太君はニヤッと笑って、あんま気にすんなよって言ってたけど、もしかして分かってるんかな？
fk「まあ康二だしいいかな、とも思ったんだけど」
ab「それより！皆は共通点が沢山ある方だよ？俺なんて好きな人との共通点ひとつも無いからね」
kj「ひとつもって、マジすか？しかも好きな人と？」
共通点が無いというのは、2人きりの時のトピックもなければチャットで会話する際のきっかけすら無いという事だ。
唯一あるとすれば同じ会社というくらいだが、仕事柄特に話すこともないだろう。
どうやって距離を縮めるつもりなのかとおもっていると、阿部さんは口を噤んだ。
fk「ほら、そういうの恥ずかしいなら自分から話さなきゃいいのに」
ab「うっさいバカ！」
nb「こりゃ結構拗らせてんな」
kj「…みたいやね」
共通点か。
俺とめめもあんまり共通点は無いかも。
仕事に熱心な所は似てるんかもしれへんけど。
翔太君は早めに仕事に戻らなくちゃいけなかったらしく、食べ終わるとすぐに席を立った。
俺は元々休憩に入るのが遅かったし、ふっかさん達も時間があるようなのでこの機会に聞いてみることに。
昨日めめが言っていた少しでも2人の関係を知っている人、なら阿部さんは適任だろう。
彼は社長秘書であり、接触が無い可能性は少ないから。
そこで俺は食事を終えた阿部さんに声を向けた。
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花(プロフ) - ゆきんこさん» 感想ありがとうございます！康二君に押しまくるめめが大好きなんですw次回以降もめめこじ要素多いので、もし気になったら読んでみてください！ (2020年8月5日 5時) (
レス) id: 3efdfc6162 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - パパらさん» ご感想ありがとうございます！励みになります^^* (2020年8月5日 5時) (レス) id: 3efdfc6162 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - 第1章完結おめでとうございました！ずーっと押してくれるめめがナイスすぎてずっとニヤニヤしながら読んでました！（笑）最後の登場もビックリしたしほかのメンバーもすっごく楽しみです！無理せずに更新頑張ってください！ (2020年8月5日 2時) (レス) id: 9366bbf9ec (このIDを非表示/違反報告)
パパら - いつも拝見させていただいてます！とてもとても面白いです。作者様のペースで更新頑張ってください！ (2020年8月1日 21時) (レス) id: e814843bd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花
| 作成日時：2020年6月29日 9時
