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mm「これ、若者にハマりそうな良いデザインだと思うんです。ただインパクトに欠けていた、それだけです」
sk「だろーね」
なんだろう、凄く呆気ない。
めめの言葉はオブラートに包もうとしても包みきれていない棘がある、にも関わらずこの人は何も感じていないように見えた。
dt「失礼します。デザイン考案部部長の宮舘です」
sk「あれ？国王！」
mm「…？」
kj「国王？…ぁ、あの人、、」
突然控え室へ入室したのはこの間翔太君を探していた時に会ったロイヤルな人。
やっぱり薔薇を感じる。
宮舘さんは俺を見つけ次第歩み寄ってきて、間近でこんにちはと一言声をかけられた。
その後すぐにめめが俺を庇うように立ったのは言うまでもない。
dt「佐久間、阿部が呼んでるよ」
sk「え、阿部ちゃん？！じゃあ目黒君、向井くんまたね！」
さっきまでの笑顔に一段と花を咲かせ退室した佐久間さん。
阿部ちゃんって、聞いたことないなぁ。
誰やろ。
dt「あぁ…商品の件で」
mm「はい。作り直してしまったので一応御報告に、と」
dt「わざわざすまないね。佐久間だって作りたくてそうしてる訳じゃないんだ」
意味深なその言葉に深く介入しそうになる。
が、ここで思い出したのが翔太君のアイツとは話すな、逃げろという言葉。
控え室にめめも一緒におるわけやし、逃げるっても難しいやん。
そう思っていると、めめのスマホが鳴った。
mm「すいません、ちょっと失礼します」
kj「ぇ、！」
様子を見るに照君からの連絡だったらしく、控え室を出て話し始めた。
まずい、めめが部屋の前にいるということは出るに出られないということ。
そして宮舘さんと2人っきり。
どうして逃げようかときっかけを探すものの、何も無い。
チラリと上目遣い気味に宮舘さんを見ると、突然肩を押され壁にまで追い込まれた。
dt「渡辺とどういう関係？」
kj「ぇ？」
dt「彼、他の人と普段話さないからね。というか、俺と久々に口聞いたと思ったら君を庇いたかっただけみたいだし」
事態が渋滞していて俺は頭の整理が纏まらない。
この人は一体翔太君の何なのだろうか。
dt「とりあえず、渡辺から離れてもらえる？」
……彼も同じ事を俺に言ってますよ。
そうツッコミたくなるのを我慢していると、良いタイミングでめめが戻ってきた。
壁ドンされた俺の腕を引いて怒り気味に失礼しましたと言っていたのをよく覚えている。
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花(プロフ) - ゆきんこさん» 感想ありがとうございます！康二君に押しまくるめめが大好きなんですw次回以降もめめこじ要素多いので、もし気になったら読んでみてください！ (2020年8月5日 5時) (
レス) id: 3efdfc6162 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - パパらさん» ご感想ありがとうございます！励みになります^^* (2020年8月5日 5時) (レス) id: 3efdfc6162 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - 第1章完結おめでとうございました！ずーっと押してくれるめめがナイスすぎてずっとニヤニヤしながら読んでました！（笑）最後の登場もビックリしたしほかのメンバーもすっごく楽しみです！無理せずに更新頑張ってください！ (2020年8月5日 2時) (レス) id: 9366bbf9ec (このIDを非表示/違反報告)
パパら - いつも拝見させていただいてます！とてもとても面白いです。作者様のペースで更新頑張ってください！ (2020年8月1日 21時) (レス) id: e814843bd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花
| 作成日時：2020年6月29日 9時
