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無理矢理な理論に聞こえるけど、どうやら全てがそうという訳では無いらしい。
と言っても、オカルトチックな話を延々とし始めたから止めたんだけどさ。
fk「ま、今度こそ何の隔たりもなく生きようぜ」
kj「覚えたまま産まれてこれるかな…」
康二は生まれと育ちが関西の方だろうな、なんて皆で言うと、本人もそうやと思う！と笑った。
最後…最期。
ab「前世スパイラルで何百年も生きていこうよ」
dt「俺ら全員揃って、ね」
nb「良いんじゃねーの？9人もいればどんな時代でも大丈夫だろ」
iw「まあ約2名ほど不安が残る奴もいるけどな」
そう言って照が見るのは佐久間と目黒。
確かに、記憶を取り戻してもふとした瞬間に忘れてそうな2人だ。
ru「康二君、忘れても絶対に思い出してね」
kj「……うん」
sk「こーじ」
全-kj「おやすみ」
kj「おやすみ」
翌朝。
次々と目を覚ます俺達を置いて、康二の目が覚めることは無かった。
彼が前に言っていた、俺は生き過ぎたという言葉。
生き過ぎた…というより、生きなきゃいけなかったのかもしれない。
俺達がまた巡り会える運命だったから。
sk「ねえねえ皆、これ！」
身体を起こした佐久間が叫んだ。
ほんと、朝からうるさい。
ゆっくりと身体を起こして照と翔太を叩き起こす。
ふっか！みんな！なんて今度は阿部ちゃんが騒ぎ出して、いよいよなんだと見てみると、康二の枕元には8つのカードが置かれている。
真っ白なそのカードを各々適当に取って捲ると、一人一人に向けたメッセージが一言だけ綴られていた。
ーー
作者です
続きありますので、もう少しだけお付き合い下さい
アンケートの次に続編貼ってあります
ぜひお読みください
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作者名：花
| 作成日時：2020年6月1日 16時
