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廉「とにかく、早いうちに一回ちゃんと話し合いした方がええよ」



「・・・だよね」



廉「そのさっき言うてた女の人に関しては俺も誰だか知らんけど、まずその話がほんまかどうかもわからへんし」



「うん」



廉「紫耀に聞けばちゃんとほんまのこと言うてくれると思うで?」



「・・・うん」



廉「紫耀のこと、好きやろ?」



「好きだよ」



廉「どんくらい?」



「え、そんな難しいこと聞かないでよ」






すっごい好きだよ、紫耀のこと。
だけど、その好きがどれくらいか言葉で表せって言われると、そう簡単には表すことが出来ない。









廉「めっちゃ好き?」



「めっちゃ好き」



廉「これから先、紫耀以外の男との未来は考えられないくらい好き?」



「紫耀以外のヒト・・・」



廉「考えられる?想像できる?」



「できない。けど・・・」



廉「けど?」



「正直、今の状態だと紫耀との未来も想像できない。いつ別れてもおかしくないんじゃないかって思っちゃう」



廉「・・・別れるって選択肢はないと思うで、紫耀の中には」



「紫耀は私とのこと廉くんに話したりしてるの?」



廉「ん〜、たまにな?そこまで深い話はせえへんけど」



「・・・なんか言ってた?」



廉「なんかって、紫耀の気持ち?」



「うん」



廉「それは俺から聞くことちゃうやろ」



「紫耀に聞けないから廉くんに聞いてるのに」



廉「せやから!それがあかん言うてんの!」



「・・・ごめんなさい」







4歳も年下の廉くんにお説教されてる私って一体何なんでしょうか・・・。








廉「まぁ、好きやから怖いって言うんはわからんでもないけどさ。・・・たぶん紫耀もそうやろうし」



「紫耀も・・・?」



廉「花音ちゃんが思ってる以上に紫耀は花音ちゃんが好きやし、花音ちゃんを想ってるよ」



「・・・っ」



廉「せやから、安心して紫耀に気持ちぶつけたええと思う」



「・・・」



廉「俺がタイミング見てチャンス作ったるから」



「へ?」



廉「そろそろ時間やから詳しいこと決まったらまた連絡するわ」



「あ、うん?」



廉「ほな、またな!」







____ツ-ツ-ツ-



私が廉くんの言ってることの意味を理解する前に
さっきまで聞こえてた廉くんの声は機械音に変わってしまった。




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心音(プロフ) - ailiさん» ありがとうございます!これからも応援よろしくお願い致します。 (2018年12月26日 5時) (レス) id: 36ab79deed (このIDを非表示/違反報告)
心音(プロフ) - ぬ。さん» お返事遅くなってしまい申し訳ありません(T_T)数ある作品の中から私の作品を気に入って頂けて本当に嬉しいです!ありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。 (2018年12月26日 5時) (レス) id: 36ab79deed (このIDを非表示/違反報告)
aili(プロフ) - 心音さんの作品大好きです!更新楽しみにまってます^^ (2018年11月4日 7時) (レス) id: c2425ac5df (このIDを非表示/違反報告)
ぬ。 - 遠距離も近距離も恋人以上恋人未満もこの作品もほんとにおもしろくて切なくてキュンキュンするので大好きです!更新頑張ってください。楽しみにしてます!! (2018年6月3日 20時) (レス) id: cdf9612c42 (このIDを非表示/違反報告)
心音(プロフ) - りあさん» ありがとうございます!また徐々に更新再開していくのでこれからもよろしくお願いします! (2018年4月13日 6時) (レス) id: 36ab79deed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:心音 | 作成日時:2018年1月11日 20時

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