〇〇×紫耀

・ ページ8

紫「岸くん、どうしたの？もしかして、俺とやるの…嫌だった？」




少し震えた声でそう言う紫耀。




好きだとは分かっていないとはいえ、自分と岸くんの番だって言われた途端、うつむき始めたら、悲しいよな。




さっきまで、楽しそうにしてたから尚更。




岸くん、何か言わなきゃ！




優「違う違う！廉と海人のやり取り見てたら、こっちまで笑いそうになっちゃって。だから、呼吸を整えてた！」




うん、上手く誤魔化せてるよ。




紫「そっか！良かった〜。」




岸くんが言った言葉に、分かりやすく笑顔になる紫耀。




単純で可愛いなぁ。




岸くんと紫耀の愛してるゲームは、紫耀が照れちゃって、岸くんが勝った。




二人とも、顔真っ赤。




紫耀なんか、湯気が出てきそうだよ。




無意識でこれって、どんだけ岸くんのことが好きなんだよ笑




この良い雰囲気のまま、二人きりにしてみようかな。




勇「じゃあ、ちょっと喉乾いたから飲み物買いに行ってくるね。」




玄「俺も行くよ。」




さすが玄樹。




廉「神〜、俺のも買ってきて〜。」




海「俺も俺も〜！」




お前ら…、ちょっとは空気を読め！




何を呑気に買ってきて〜とか言ってんだよ笑




勇「無理でーす。買いたいなら着いてきてくださーい。」




廉、海人「…はーい。」




今度こそ上手くいくと良いな…。

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す