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紫「学校に着いたよ。靴だけ履き替えて、このまま保健室行こっか。あっ、降りなくて大丈夫だよ。このまま連れてくからね。」
飛「迷惑かけて本当にすみません。ここまでしてもらっちゃって。」
紫「全然迷惑じゃないよ。辛い時は…誰かを頼らなきゃ…。」
そう言った紫耀先輩の声は、どこか悲しそうだった。
紫「よし、着いたよ。」
ガラッ
紫「失礼します。…先生、」
先「はぁい?」
紫「あの、この子怪我しちゃったみたいで」
先「じゃあ、そこに座らせてあげて。平野くんはもう帰っていいわよ。」
紫「はい。分かりました。」
飛「あ、あのっ!ありがとうございました!」
紫「ははっ笑 早く怪我治るといいね。じゃあ、また。」
微笑みながら手を振る紫耀先輩は、とてもカッコよかった。
先「平野くんに助けてもらったの?」
飛「あ、はい!すっごい優しくて!」
先「あら、そうなの。平野くんってあんまり人と関わりたがるタイプじゃないから、珍しいわね。」
飛「そうなんですか…。」
先「よし、これで大丈夫かな。一応処置はしておいたけど、あまり激しく動いたりしないでね。」
飛「分かりました。」
先「じゃあ、帰っていいわよ。」
飛「ありがとうございましたー。」
ガラッ
飛「また会えるといいな。」
気付いたらそう口にしていた。
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さこ(プロフ) - てんてんさん、コメントありがとうございます!飛貴くんといると紫耀くんがめちゃくちゃお兄さんに見えて、このペア大好きなんです〜!楽しみに待っていてください! (2020年7月24日 10時) (レス) id: d2a6fef14c (このIDを非表示/違反報告)
てんてん(プロフ) - 年下に迫られるしょうちゃんとか大好き過ぎて…続きも楽しみにしていますね! (2020年7月24日 7時) (レス) id: b2c7c7b16f (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - てんてんさん、いつもコメントありがとうございます!甘々な紫耀くん、可愛いですよね〜!次のお話も、今書き途中なので、楽しみにしていてください! (2020年7月17日 15時) (レス) id: d2a6fef14c (このIDを非表示/違反報告)
てんてん(プロフ) - かんわいい しょうちゃんをごちそう様でした!いわちに甘えるしょうちゃんとか眼福ですよね!次のお話しも楽しみです! (2020年7月17日 13時) (レス) id: b2c7c7b16f (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - てんてんさん、初めまして!しょうれん良いですよね!そんな風に言っていただけて嬉しいです!きしひらのお話も頑張ります! (2020年6月29日 22時) (レス) id: d2a6fef14c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:平野ちょ | 作成日時:2020年6月29日 8時