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翌日、廉くんと平野に朝から鉢合せ。
ただ、平野の雰囲気が変わり過ぎて逆に
心配になった。
A『ねぇ、平野、あいつどうしちゃったの？』
廉『さぁ？あのじじいに認めさせるんだって言ってた』
おそらくそれは昨日の先生のことだろう
認めさせるって何をだ？
茶髪の毛先を遊ばせ片耳ピアスを付けた
不良の雰囲気から一変、相変わらず片耳ピアスは
付いてるけど、黒髪に清楚感のあるマッシュヘア
制服も着崩していない
昨日はもう来ねぇって吐き捨てた癖に何考えて
いるんだか。
放課後いつも通りに騒がしくなる廊下
いつも通りに現れた平野
だが、私の教室の前を素通りしどこかへ
向かっている様子
行き先は1つ。昨日の先生のとこだろう
平野『お願いします！あいつと一緒にいること、認めて下さい！』
先生『駄目だ、帰れ』
平野『嫌です。認めてもらうまで俺ここにいます！』
先生『君ねぇ…君が彼女といることで、彼女のイメージも悪くしてるのが分からないのかな？』
私のイメージが悪くなる？何それ
やっぱり腹立つ、あの教師
紫耀『だったら！どうしたらあいつの側にいられますか？』
先生『どうしても側にいたいのなら、不良というレッテルを外すところからです』
紫耀『分かりました。また来ます』
平野は何を考えてるんだろう？
でも、あんなに真剣に言い合った相手の先生に
頭下げるなんて普通出来ることじゃない
A『平野？？』
平野『早川… ごめん、俺… あのじじい認めさせられなかった』
A『何で？？何でそんなことする必要あるの？』
平野『お前が何言われても俺と関わるっつーから…お前のこと文句言うやつが出るくらいなら俺が変わろうって』
こいつは馬鹿だ。でも真っ直ぐで不器用で、
本当は凄く良い奴なんだそう思ったら
身体が勝手に動き平野を抱き締めた
A『ありがとう…平野』
平野『御礼なんか言われることしてねぇ』
平野は馬鹿だから、ド直球にぶつかることしか
きっと出来ないんだろう
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かな - 同じくー！付き合ってから受験やら大学入学やらどうなるのかなーって気になります♪応援してます♪ (2018年5月23日 9時) (
レス) id: 82120edfdc (このIDを非表示/違反報告)
れーな(プロフ) - 完結お疲れさまです。これ付き合ってからの2人の続きが見たいです！続編とかあったら嬉しいです。更新大変だと思いますが他の作品も頑張ってください！楽しみにしてます！ (2018年5月23日 8時) (レス) id: dd0955c1c5 (このIDを非表示/違反報告)
かな - 展開が楽しみです♪更新楽しみにしています♪ (2018年5月22日 9時) (レス) id: 82120edfdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HIKARU | 作成日時：2018年5月22日 1時
