年下の彼に愛されすぎて困ってます。【3】 (ページ5)

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愛のかたまり102 ページ5

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閉じかけていた目は、

私の一言で大きく見開き、

丸くさせる。

紫「は？…まじ？」

驚いた表情のまま聞き返す彼に、

あ「うん。」

私も変わらないトーンで頷いた。

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全てを話した。

あの日あった出来事と

ここしばらくの間紫耀ちゃんからの連絡を

避けていたこと。

あ「ごめんね。」

紫「なんでAが謝んだよ。

俺の方こそごめん。」

あ「どうして紫耀ちゃんが謝るの？」

だって紫耀ちゃんは何も悪くない。

『俺のせいでAの方に嗅ぎ付けられて

Aが彼女だってことを

公言できないこの状況で

一人で抱え込ませた。本当ごめん。』

彼はそう言って、

最後にもう一度謝った。

あ「私は平気だよ。」

あまり自分を責めないでほしい。

そんなの覚悟の上で

紫耀ちゃんの隣にいるわけだから

こんな難関な壁、乗り越えられる。

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あ「でも今まで通り来るのは

控えた方がいいかも。」

紫「そうだよなー…」

私を自分の胸元へ引き寄せ、

優しく包み込む。

紫「でも電話は出来るでしょ？」

「連絡避けるのはやめて。不安になる。」

と、最後に付け足す。

彼の中で私に連絡避けられたことが

相当ショックだったらしい。

あ「うん。大丈夫。」

目をきゅるるとさせて

不安そうな表情を向ける彼に

ニコッと微笑んで抱き締め返した。

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