年下の彼に愛されすぎて困ってます。【3】 (ページ40)

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あ「先月の10日が最後だ…」

予定日から5日程遅れてることを知る。

今までこんなことなかった。

どちらかといえば不順ではないし

予定日にはちゃんときてたし。

生活リズムとかでほんとたまーに

遅れたりすることはあっても1、2日程度だ。

小「帰ったら絶対検査薬使った方が

いいですよ！」

あ「え…えぇ…？」

困惑する私とは対照に

何故か嬉しそうな笑みを浮かべる小谷。

いや、そんなはずは…

いや、経験者が言うんだから間違いないかも…？

いやいや。

本当はただの風邪って可能性も…

でも、これでもし本当にデキてたらー…

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あ「うそ…」

結果は【陽性】だった。

1分程思考回路が止まり、

自宅のトイレで棒立ち状態になる。

4度見くらいした。

ちゃんと使用方法読んで使ったから

この結果は間違いではないだろう。

それに、99.9%正確ともパッケージに

書いてあるし。

…ほんと、突然すぎて。

正直頭が追いついてない。

取り合えず早く病院行ってこなきゃ。

医師からしっかり診断受けてから

紫耀ちゃんには報告しよう。

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あ「おやすみ」

紫「おやすみ～」

間接照明を消し、就寝モードに入る。

…と、思いきや。

あ「…紫耀ちゃん？」

後ろから抱き締められ、

首元に顔を埋める彼の名を呼ぶ。

紫「んー？」

あ「ん？、じゃなくて…ッ」

ちゅっ、ちゅっ、とリップ音立てながら

首元や耳元にキスが降りかかり、

腰に巻いてた手はそのまま上へいくから

思わず声が漏れそうになって。

あ「ちょッ…ま、…て…ッ」

ソレに抵抗しようにもさっきから

私が弱いとこを攻めてくるせいで

効果はゼロ。

そして気付けば彼の顔は正面にあった。

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