愛のかたまり120 ページ23
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___離れないで
実は寂しがり屋で、
___俺のこと好き?
自分に自信なんて全くなくて
___あまり連絡取らないで
嫉妬深くて独占欲強めで、
___好きだよ
___かわいい
沢山の愛を、言動でくれた。
彼との思い出全てが、
昨日のことのように鮮明に浮かぶ。
___愛してる
最初から最後まで優しくて
最後の最後まで私に愛の言葉をくれて
あ「紫耀ちゃんじゃなきゃ嫌…っ、」
本当に大好きだった。
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タツヤ「A…」
涙がグッとこみ上げ、声を詰まらせる。
押し込めてた感情が堰を切って漏れ出し、
瞼から筋を引いてポロポロ涙が零れ落ちた。
あ「私の選択はッ、
間違ってなかったよね…?」
自分で選んだ道なのに、
誰かに肯定してほしくて
タツヤに確認する私はズルい女だ。
タツヤ「…あぁ。頑張ったな」
私に歩み寄り、そっと抱き締め、
頭を撫でる。
あ「…ッ」
これで本当によかったんだ。
それならもう、
後ろ髪引かれず、私も前に進むことが出来る。
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作者名:rion | 作成日時:2019年3月27日 16時