年下の彼に愛されすぎて困ってます。【3】 (ページ3)

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愛のかたまり100 ページ3

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あ「紫耀ちゃん苦しいよ。」

紫「俺は寂しさで胸が苦しかった。」

あ「私お風呂入りたいんですけど。」

紫「やだ。無理。離れたくない。

一緒に入る。」

さっきからずっとこの調子。

私が帰ってきたことに気付いた途端、

飛びつくように抱きついたまま

一向に離れようとしない。

中々連絡も取れず、会えないことに

我慢出来なくなった彼は、

強行突破で私の家で帰りを待っていたという。

…てっきり。

連絡取れなかったこの数週間のことについて

すっごい問い質されるかと思ってたのに。

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後ろから腰に腕を回され、バックハグ状態で

紫「なぁ、」

私の肩に自分の顎を乗せ、

急に真面目なトーンになる紫耀ちゃん。

あ「ん？」

紫「俺のこと嫌いになった？」

その言葉に心臓が跳ね上がった。

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紫「もう、冷めた？」

静かに言葉を続ける。

普段と変わりなさそうな声に聞こえて、

問いかけられてる側としては、

すぐに汲み取った。

彼は今、不安に駆られている。

私が離れてくんじゃないか

別に好きな人が出来たんじゃないか

だから聞いてきたんだと思う。

彼の鎮痛な声。

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