年下の彼に愛されすぎて困ってます。【1】 (ページ24)

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愛のかたまり24 ページ24

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あなたもうすぐでお家着くよ

投げキッスをするうさぎのスタンプを

最後に送って最寄駅に到着。

マンションまでは徒歩5分といったところの

駅チカだ。

あ「ふぅー…」

息を吐いたと同時に、少しクラッとした。

そこまで飲んでないから酔ってないと思ってたのに

もうすぐ家に着く安心からか、

張ってた気が解けた途端酔いが回ってきたらしい。

エントランスのフロントの鍵を開け、

エレベーターに乗り、

自分の部屋の番号まで歩いて玄関の鍵を開ける。

そっとドアを開け、「ただいまー」と小さな声で

呟いて靴を脱いだ。

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暗いリビングに彼が熟睡してることを察して

キッチンの灯りだけを点ける。

お酒抜かなきゃと思い、

冷蔵庫開け、お水を取り出して閉めた瞬間。

あ「ぎゃぁっ！！」

いきなり現れた人物に悲鳴を上げた。

あ「ちょっ、おっ驚かさないでよっ！」

寝てると思ってた紫耀ちゃんがそこに立ってて。

勢いよく心臓の動くスピードが上がる。

紫「おかえりー、A～」

あ「寝てたんじゃないの？」

数週間ぶりに会って早々、甘えた声で

思い切り抱き着いてきた彼。

紫「A帰ってくるまで待ってた。」

…なんかおかしい。

普段の紫耀ちゃんと違って様子が変。

あ「…もしかしてお酒飲んできた？」

紫「分かる？

事務所の先輩とご飯行って来てた。

でもたしなむ程度だよ。」

通りでいつも以上にご機嫌なわけだ。

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あ「私お風呂入ってくるから離して。」

いつまでもくっ付いて離れない紫耀ちゃんを

引き剥がそうとするけど、

紫「やだ。」

首元に顔埋めて拒まれる。

あ「…ッ！まっ、待って…！」

その瞬間、首筋に生温かい感触を感じて、

体がビクッと過剰反応した。

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