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『…………………。』
「…………………。」
少しだけ荷物を解いて、日も落ちた頃。
ご飯に呼ばれて、下に降りた私を見るなり私の前に立ちはだかったのは 栗色の髪をした可愛い…男の子。
…なんで、睨まれてるんだろ。
神宮寺「玄樹、ハウス。」
岩橋「……ふん、」
大きなテーブルの傍らに座った神宮寺…が見かねたように声をかける。
犬のように、ぽんぽんと自分の隣を叩くと可愛らしいその子はふてぶてしい態度で私の前をどいてくれた。
…何故かは分からないけれど、私が気に食わないことだけは伝わってきた。
首を傾げて、部屋の入り口に立ちすくんでいると後から扉の開く音が私の疑問を追い払う。
『ただいまー!』
「あっ、ごめんなさい」
邪魔だった、と慌てて避けながら振り返ると、
挨拶に使ったであろう片手を上げたまま、目を真ん丸に見開いた、見覚えのある顔。
ぱあっ、と笑った顔が、昔と変わらない。
「……海ちゃん?」
高橋「わーーーAちゃん!!久しぶりーーーっ!!」
「あはは、久しぶり!……っいたい、いたいよ海ちゃん。」
両手をギュッと握って大きくブンブンと上下に揺らす海ちゃんは、私の唯一の従兄弟。
昔は小さかったのに、今や見上げる程におっきくなってたことが時間の流れを感じさせた。
『はいはい、イチャつくのは退いてからにしてな』
高橋「あ、廉いたんだね。どうぞー」
手を離し、お互い離れた私達の間を通った男の子。
れん、と言うらしい。
…これで4人目。
「( 一体、何人いるんだ… )」」
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結衣(プロフ) - 昨日もう1つの紫耀くんの作品を一気読みしてから雪乃さんの作品にどっぷりハマってしまいました!こちらの作品も設定が最高すぎて読む手が止まりませんでした。更新停止中とのことですが、再開されることを気長にお待ちしております。 (2019年1月10日 22時) (レス) id: bc6012a37c (このIDを非表示/違反報告)
雪乃(プロフ) - はるねさん» コメントありがとうございます! 新作の公開緊張していたんですが、そう言って頂いてホッとしております。 更新頑張ります! (2018年7月11日 3時) (レス) id: e8e57e254a (このIDを非表示/違反報告)
はるね(プロフ) - 私は雪乃さんの作品が大好きで新作の公開とても楽しみにしてました!今回の作品もとてもよかったです!これからも更新がんばってください!! (2018年7月1日 23時) (レス) id: d478a5ecdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪乃 | 作成日時:2018年7月1日 18時