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そして、あっという間に、約束の日になって、私は長瀬さんの店の前にいる。
松本くんから
「こないだの店の長瀬さんがさ、“こないだ帰っちゃった子、また連れてきてよ”ってうるさいから」
なんてメッセージが来て・・・こないだはすぐに帰ってしまって申し訳ないなって思ったし、素敵なお店だったから、一度、ちゃんと行きたいって思って、
「こないだのお店にしよう」
って返信した。
恐る恐るドアを開けると、
「あ、いらっしゃい!」
って長瀬さんがニカッと笑った。
「こんばんは」
「もう来てるよ、こないだのとこね?」
「ありがとうございます」
そう言って、こないだの部屋に向かって歩き出した。
部屋の前まで来ると、小さく息を吐いて、ドアを開けた。
そこには、松本くんが座っていて、私を見ると、
「よかった、来てくれて」
ってほっとしたように笑った。
「・・・だって、来なかったらって脅されたから」
「それは、斗真!俺は、脅してねえし!ま、とりあえず、座ったら?」
そう言われて松本くんの向かいに座った。
「斗真、遅れるってさ」
「そうなんだ」
「ビールでいい?」
「あ、うん」
「頼んでくるからちょっと待ってて?」
「わかった」
そう言うと、部屋から松本くんが出て行った。
しばらくすると、松本くんとビールを2つ手に持った長瀬さんが一緒に来た。
私の向かいに松本くんが座ると、
「おまたせ」
って長瀬さんがビールを置いて、松本くんが
「あとで、斗真も来るから」
って言うと、
「あれ?今日は櫻井くん来ないの?」
って当たり前のように聞いた。
きっと、いつも3人で来ているからだろうと思っていたら、
「だって、この子来たのに、櫻井くんが来ないなんておかしいじゃん!」
って言い出した長瀬さんに、松本くんは立ち上がると
「長瀬くん、ありがと!」
って慌てて長瀬さんの背中を押して部屋から追い出した。
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JUMP©(プロフ) - はじめまして。今まで見た櫻井くんの小説の中で1番面白かったです!最高すぎです! (2018年3月20日 23時) (レス) id: 6d0fd0d2ee (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - もぉ「サイコー」の一言です>^_^<潤くんと斗真くんの素敵なアシストで…やっと一緒になれた二人(*^艸^*)仲間っていいな♪ (2017年10月29日 10時) (レス) id: b4753fc97a (このIDを非表示/違反報告)
くま - 初めまして。最高でした!これからも読ませていただきます (2017年2月7日 18時) (レス) id: 580296d8bb (このIDを非表示/違反報告)
かな。(プロフ) - あたしも たまらんです(ToT) ココロあたたまるぅー(ToT) これから他のおはなしも読ませていただきますm(__)m (2017年1月31日 0時) (レス) id: a6a05aa3cf (このIDを非表示/違反報告)
ayan(プロフ) - 完結おめでとうございます(*´艸`*)たまらんです! (2017年1月29日 23時) (レス) id: e9b28d9f07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:でいじぃ | 作者ホームページ:
作成日時:2017年1月23日 19時