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宴会場に入ってすぐ、

「もしかして・・・・・・A?」

って大学の時に一緒にバーベキュー行ったり、飲みに行ってた生田くんと松本くんが私のところにやってきた。

昔からイケメンだったけど、久しぶりに会った彼らは、普通の会社員じゃ着られないようなスーツも見事に着こなしていて・・・イケメンすぎて眩しい。

「うん。久しぶりだね。生田くん、松本くん」

って彼らの名前を呼ぶと、

「よかった!会わないうちに綺麗になったな!」

「女の子の扱い、相変わらずうまいね!」

「俺ら、ウソは言わないし!」

「2人もイケメンすぎて眩しいよ!」

「そうだろ!」

って言ってキメ顔を見せる生田くんと松本くん。


「あ、お前さ、LINEやってる?」

「・・・うん、まあ」

できれば、キラキラしてるこの2人とは、もう連絡は取りたくなくて、そう言われてもバッグからスマホを取り出さないでいたら

「なんだよ、もったいぶんなよ。お前にだけ全然連絡つかなくてさ、教えてよ」

って生田くんに言われて。

いい女でもない私が、こんなイケメンに聞かれてるのに、連絡先を教えるのをもったいぶってるなんて、嫌な女だなって思って、バッグからスマホを取り出すと、

「大丈夫だって、俺ら、”他の誰か”に教えたりしないから」

って松本くんがウインクをするから、その言葉に少しだけほっとして、2人とLINEの交換をした。



私と気軽に連絡先を交換している彼らを見てたのか

「生田くん!」

「松本くん!」

すぐに、綺麗に着飾った女子が2人に声を掛けて、

「じゃ、連絡するから!」

って言うと、2人はアイドルみたいな笑顔で、声を掛けた女の子と話し始めた。





初めて来た大学の同窓会。

こんなにたくさんの人がいるのに・・・彼だけいない。



逢いたいような、逢いたくないような複雑な心境のまま、同窓会は始まった。




.

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設定タグ: , 櫻井翔   
作品ジャンル:恋愛
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JUMP©(プロフ) - はじめまして。今まで見た櫻井くんの小説の中で1番面白かったです!最高すぎです! (2018年3月20日 23時) (レス) id: 6d0fd0d2ee (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - もぉ「サイコー」の一言です>^_^<潤くんと斗真くんの素敵なアシストで…やっと一緒になれた二人(*^艸^*)仲間っていいな♪ (2017年10月29日 10時) (レス) id: b4753fc97a (このIDを非表示/違反報告)
くま - 初めまして。最高でした!これからも読ませていただきます (2017年2月7日 18時) (レス) id: 580296d8bb (このIDを非表示/違反報告)
かな。(プロフ) - あたしも たまらんです(ToT) ココロあたたまるぅー(ToT) これから他のおはなしも読ませていただきますm(__)m (2017年1月31日 0時) (レス) id: a6a05aa3cf (このIDを非表示/違反報告)
ayan(プロフ) - 完結おめでとうございます(*´艸`*)たまらんです! (2017年1月29日 23時) (レス) id: e9b28d9f07 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:でいじぃ | 作者ホームページ:   
作成日時:2017年1月23日 19時

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