つきあってんの？ ページ15
玲於side
玲於「…あのさぁ、いい加減その笑い方どうにかなんねぇ？」
『んーと、無理そうです♡』
玲於「…そうですか。」
今日の佐野さんは
初めて見るストライプ柄のはいった
純黒のスーツを着てて。
顔が真っ白だからさらに黒さ浮き立つ、って感じ？
玲於「予約していた佐野です。」
初めて見た時ドキッとしちゃった
だって今日は特に…かっこいいよ。うん。
…なんて絶対に言ってあーげない。♡
玲於「今はいいけど本番でそんな変な奇声ばっかあげるの絶対ダメだかんね。それだけで交渉決裂だから。いい？」
『はぁい。…今はいいんですか？』
玲於「うん、許す。」
『んふふ』
嬉しいな、楽しいな、
いまわたしめっちゃ幸せ！
ここ数日くらいで1番至福を感じてるよ。
あぁ、就職できてほんとによかった…、ああ美味しい…。
玲於「そんでさ、わかってると思うけど毎回こんな豪華なの食べれないから」
『あれ？じゃあいつ食べれるんですか？』
玲於「これはとっておきだから。」
『とっておき？』
玲於「そ。いざとなったら使う。ま、ここでの作法がちゃんとできてればほかの店は別に行かなくてもいいかなーっていう判断。他の店ならもういくらか目星つけてるし。」
『なるほど…。』
じゃあなおさら今を楽しまなきゃね！
って気持ちでプラベで来てるんじゃないってわかってるけど
全っ然気負わずにディナーを楽しんだ。
『はぁ〜しあわせ〜』
玲於「そう、そりゃよかった。笑」
帰りはホテルの近くの駅から
わたしたちの最寄り駅まで電車に揺られて。
改札を出て左方向。
当たり前だけど今日も同じ方向。
わたしのマンションより佐野さんのマンションの方がよっぽど背が高くて。
『佐野さん、何階に住んでるんですか？』
玲於「9階。」
『いいなぁ〜』
きっとお部屋からは綺麗な東京の景色が…一望とまでは言わないけどある程度は見えるはず。
羨ましい、そんな呑気なこと考えながら
他になにを喋るわけでもなく
ほわほわした気分で帰り道、歩いてて
残り50メートルくらい手前にきたところだった
玲於「あのさ。」
『はぁい？』
玲於「つきあってんの？」
『へ？』
玲於「だから、亜嵐くんと、つきあってんの？」
急になんでそんなこと言い出すのかわかんなくて
昼間のモヤモヤした感情思い出しちゃって。
佐野さんの目は
まっすぐわたしのことを捉えていた。
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y0u（よぅ）(プロフ) - 更新ありがとうございます！！完結、お疲れ様でした！！笑 ランペなら、健太か山彰が良いです！！笑笑 次回作も楽しみにしてます♪ (2019年11月20日 0時) (
レス) id: 172c891e37 (このIDを非表示/違反報告)
まるこめちーは - 育児の合間に久しぶりに読みに来ました！！このお話、作者のゆずさん！読んでいて今の環境にはないドキドキ、毎度ありがとうありがとう！！更新、気をなが〜〜くしていつまでも待っています☆*° (2019年8月16日 21時) (レス) id: 797fcf741c (このIDを非表示/違反報告)
はちみつちゃん - このお話だいすきです！更新待ってます！ (2019年6月19日 18時) (レス) id: ab56cd607c (このIDを非表示/違反報告)
おれお - 続き楽しみにしてます！（ ｉ _ ｉ ） (2019年5月13日 1時) (レス) id: ab56cd607c (このIDを非表示/違反報告)
心音(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！ このお話好きです！！ (2019年3月27日 23時) (レス) id: f04cf3a636 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず
| 作成日時：2018年9月19日 20時
