まろまゆ ページ4
Aside
その人、ニヤっと口角あげてわたしをみてる
新人のくせに？！
お、お前？！
なんなの、この人？！
『あ、ありがとうございます。あの…』
｢あ、ごめんごめん勝手に見て。でも、席を離れる時はちゃんとパソコンにロックかける、これ、常識ね。｣
『す、すいません…』
｢そりゃあさ、教育係が金髪豚野郎じゃなにかとあれでしょ。俺も一応先輩だからさ、まぁ、なんでも聞いてよ。｣
『あっ、ありがとうございます。…あの、金髪豚野郎って…？…』
｢あれ？指導者って隼じゃなかったっけ？あ、俺は隼と同期の佐野ね。ま、よろしく。｣
わ、わ、今日葵ちゃんたちが言ってた噂の佐野さんだ！
確かに顔整ってるなぁ、ってか肌白すぎ…
ホクロ何個あるんだろう…
玲於｢ねぇ、ちょっと、人の話聞いてんの？笑 ｣
『あっ、えっと、舞 Aです！よろしくお願いします！』
玲於｢だから、もう知ってるから。笑｣
やべえ、おもしれえ。なんて佐野さん。
あれ、なんかもしかしてそんな怖い人じゃない？
玲於｢なんか舞って苗字、平安時代みたい。まぁ麻呂眉だし、ちょうどいいか。｣
『へ！まろまゆ…？！』
さっきのなし！前言撤回！
全然いい人じゃない！
眉毛のこと、こんなどストレートに突っ込まれたことなんて
人生で初めて！わたし、それなりに気にかけてたのに…！
玲於｢それはそうとさ、ここ閉めちゃうし、今日はもう帰りなよ。新人一発目の一週間、詰め込まれすぎてて疲れたでしょ。｣
『いえ、そんな、あ…、はい…じゃあそう、します。』
玲於｢ん。じゃ、帰ろっか、まろ。｣
『まっ、まろ？！』
玲於｢麻呂眉のまろちゃん。結構可愛いっしょ？｣
いや、全然可愛いくないんですけど。
てか、わたしこれからまろって呼ばれるの？
やだよ、他の人になんて思われることか…！
佐野さんといったらこっちの気も知らず、澄ました顔で自分のデスクに戻って行った。
周りをよく見ると確かに残っている人はわたしと佐野さんだけになっていて。
新人のわたしはまだ鍵を貰ってなかったから
佐野さんに部屋の鍵を閉めてもらった
本社の入ってるビルは20階建てで。
そこの16階。エレベーターで1階まで降りる。
結構上の方だから景色も良く見えてわりと気に入ってる。
玲於｢まろはどこなの？家。｣
『あ、電車で一本なんですけど、わたし駅まで歩くので、ここで失礼します。』
玲於｢いいよ、送る。｣
え…
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ゆず(プロフ) - 心音さん» 心音さま、コメントありがとうございます！こういう風に思ってくださっている方が1人でもいると知れてとても嬉しく思っております。これからもぜひお楽しみいただけたらとおもいます……！ (2018年9月19日 20時) (
レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
心音(プロフ) - このお話すごい好きです！！ ドキドキしちゃいます！ これからも更新楽しみにしてます！！ (2018年9月11日 23時) (レス) id: f04cf3a636 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - はちみつちゃん。さん» はちみつちゃん。さん、コメントありがとうございます！全作読んでくださってるということで本当に嬉しいです……！名前については第1話、はじめましてをご覧下さいね。個人的にまいという苗字が好きなので採用させていたしました。笑 (2018年9月4日 11時) (レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
はちみつちゃん。 - すみません！読み始めて気づいたんですけど 舞さんって苗字なんですね！お名前かと思って勘違いしちゃいました(＞＜) ほんとにすみません！ (2018年9月4日 4時) (レス) id: ab56cd607c (このIDを非表示/違反報告)
はちみつちゃん。 - ゆずさんの作品全部すきなので、更新楽しみにしてます（＾_＾）！ 苗字？が舞さんになってしまうのですが 苗字の設定とかできたりしますか？(＞＜) (2018年9月4日 4時) (レス) id: ab56cd607c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず
| 作成日時：2018年6月18日 22時
