みーちゃった ページ20
Aside
後ろを急いで振り返ったら
えっなんで？なんで佐野さんがいるの？！
だって、彼はメンバー入りはしてないはず…
龍友｢お、玲於！なんでメンバー入りしたってこないだゆうてくれへんかったん？！｣
玲於｢だって、決まったの昨日なんですもん。笑｣
昨日…
わ、
だからあの時佐野さん、俺もいい事あったって…
玲於｢どう、びっくりした？｣
『はい…』
たくさんメンバーがいる中で
間違いなくわたしの目だけを見て言ってくるから
…嬉しいような、恥ずかしいような気持ちになる
亜嵐｢玲於って他の企画のプロジェクトリーダーしてたじゃん？でもあれってほら、あんまりって感じで企画潰れしたから、晴れてこっちに来れたんだよね！｣
玲於｢ちょっと、亜嵐くん言い方(笑)｣
涼太｢まぁもともと無理な企画だったしね、潰して正解だったと思うよ｣
龍友｢はっは〜ん。なるほどな。｣
玲於｢…俺結構頑張ったんだけどな〜(笑)｣
わぁ、やっぱり佐野さんってバリバリ仕事できる人なんだ…
…まって、もしかして、だから佐野さん毎日
一生懸命残ってたんじゃ…
周りは笑ってるけど、わたしにはなんだか
佐野さん、時折さみしそうな顔をしてるように見えた。
開始から2時間経過したくらいで
ちょっとお手洗い行ってきますって席を外した。
｢あなた、舞さんよね？｣
あ…
この人こないだ印刷室で佐野さんのこと誘ってた人だ。
すごく、美人なひと。
『あ、はい…』
｢ちょっといい加減にしてくれない？佐野くんたちを占領して、佐野くんの周りでブンブンうるさい虫みたい、目障りなのよね｣
えっ…どうしよう、悔しい…けどなんて反抗していいかわかんない…
『あ、あのっ』
亜嵐｢みーちゃった。広瀬さん、弱いものいじめとかダサくない？｣
広瀬｢…白濱くんっ｣
亜嵐｢もうこの子に構わないでくれない？今度同じことしたら、…次はメンバーから外すから。｣
広瀬｢…なによっ｣
白濱さんのすごい威圧のおかげで
広瀬さんすぐ引き下がってくれて
…あぁ怖かった。
広瀬さんも、だけど白濱さんも…
あんないつもニコニコしてる人だから。
亜嵐｢…なんかされた？｣
『いえ！あの、ありがとうございました…！』
亜嵐｢玲於のファンはネチネチした人が多いから気をつけて…しばらくはさ、玲於に関わるの控えたら？｣
『へ？…』
白濱さんの目は、真っ直ぐわたしのことをとらえていた。
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ゆず(プロフ) - 心音さん» 心音さま、コメントありがとうございます！こういう風に思ってくださっている方が1人でもいると知れてとても嬉しく思っております。これからもぜひお楽しみいただけたらとおもいます……！ (2018年9月19日 20時) (
レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
心音(プロフ) - このお話すごい好きです！！ ドキドキしちゃいます！ これからも更新楽しみにしてます！！ (2018年9月11日 23時) (レス) id: f04cf3a636 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - はちみつちゃん。さん» はちみつちゃん。さん、コメントありがとうございます！全作読んでくださってるということで本当に嬉しいです……！名前については第1話、はじめましてをご覧下さいね。個人的にまいという苗字が好きなので採用させていたしました。笑 (2018年9月4日 11時) (レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
はちみつちゃん。 - すみません！読み始めて気づいたんですけど 舞さんって苗字なんですね！お名前かと思って勘違いしちゃいました(＞＜) ほんとにすみません！ (2018年9月4日 4時) (レス) id: ab56cd607c (このIDを非表示/違反報告)
はちみつちゃん。 - ゆずさんの作品全部すきなので、更新楽しみにしてます（＾_＾）！ 苗字？が舞さんになってしまうのですが 苗字の設定とかできたりしますか？(＞＜) (2018年9月4日 4時) (レス) id: ab56cd607c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず
| 作成日時：2018年6月18日 22時
