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敵は ページ3

玲於side




朝、いつもよりやること(家の説明)が増えたから
ちょっと家出るのが遅くなっちまって
案の定、楽屋についたのは一番最後で。


玲於「はよ〜っす」


隼「お、玲於おはよ〜」


玲於「…あれ、亜嵐くんは?……」


隼「あぁ、撮影がたてこんでんだってさ、大変だよね〜売れっ子は。よ!うちのリーダー日本一!」


玲於「ふ〜ん……」


こんな忙しいってのに亜嵐くん
オフの日はAちゃんのために空けてんだ。
たしか火曜日だっけ?ちょうど三日後だわ。
たしか、こないだのオフも潰れたって言ってたっけ
いやもうぶっちゃけ相当疲れてるっしょ
……ほんっと、本気すぎて嫌になるわ。


みんなに適当に挨拶して
楽屋の隅っこにあるソファに座って
連絡があるか携帯を確認する。


玲於「…さすがになにもねぇか(笑)」


すぐ連絡しろっていったから
まぁとりあえずはだいじょうぶって信じてるけどさ


玲於「いまごろなにしてっかな〜…ほんと、無理してねぇのかな、あんな目にあったっていうのに……」


きのうのAちゃんはほんとに
儚くて触れたら消えてしまいそうで
なんか、俺が守ってあげなきゃいけないんだって、
…そう思ったんだよね




?「………わ!!!」


玲於「うわ!?!…っもう涼太くんかびっくりした驚かせないでよ……」


涼太「ふふ〜ごめんごめん。結局きのうどうだったの?」


…なんでこの人はこうもニコニコしてんのかね。
ほら、みなさん
これがGENERATIONSの
ドS王子こと片寄涼太くんですよー(大声)



玲於「まぁいろいろあったから疲れてたんだろうね、ぐっすりねむってたみたいだけど…」


涼太「そっか〜、……玲於、ダメだよ、いくら可愛いからって手出しちゃ。」


玲於「は?!?わかってるし、んなこと、いや、何言ってんの涼太くんってか出さないに決まってるし!!!」


涼太「そんな必死にならなくても(笑)まぁ出してもいいんだよ、いいんだけど順番ってものが、ね?(笑)」


玲於「は?!?もうやめてよ…てかさぁ、ねえ、絶対面白がってるでしょ?…」


涼太「んー?なにを〜?」


玲於「いやあだから、…もう!いい、やっぱなんでもない!」



スタッフ「佐野さ〜んつぎお願いしまーす」


玲於「あ、はい〜!…だいじょうぶ、この一週間は俺が責任持ってあいつのこと守るから。…じゃ、俺さき行くわ」









涼太「…がんばれよ玲於。敵は手強いから」

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作者名:ゆず | 作成日時:2018年2月16日 2時

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