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言えっこない ページ18

Aside




A「久しぶり、だね」


玲於「ここんとこ毎日会ってたからね。そっちは?元気してる?」


A「うん、変わらずだよ」



玲於「そっか。まぁ涼太くんなら至れり尽くせりしてくれるっしょ。笑あ、もしかして玲於くんいなくて寂しいーとか言って夜な夜な泣いてんじゃないの?」


A「夜な夜なって。笑泣いてないから!玲於くんこそどう?撮影は順調?」


玲於「うん、余裕余裕。ほら、俺天才肌だからさ。」


A「またそんなこと言っちゃって。笑あ、そういえば」


EG「あれ〜?あ!ジョーさんとこの店員さんだ!お久しぶりで〜す!」




えっ

びっくりしたぁ。
玲於くんとのお話に夢中になってたら
いつの間にか現れた
この間のEXILE決起集会の時に玲於くんの隣にずっといたEGの女の子。



なんでこの子がまた…
…えっ、もしかして…


玲於「そういえば、なに?」


A「いや、あ、えっと、、」


玲於「あ、ねぇ、俺さ、このあとフリーなんだよね、だから、」


A「ごめん玲於くん、わたしこれから亜嵐くんとご飯の約束してるの」



じゃぁまたね、って
その場から逃げるように立ち去った。


最後に見た、玲於くんの悲しそうな顔は見てないふり。



足早に中目黒を闊歩して
たどり着いた亜嵐くんに指定されたお店



そういえば、
そういえば、お店で出すおつまみの試作品できたから食べに来てほしい、だなんて

とてもあの子の前でなんて、言えっこない




わたし、玲於くんのなんなんだろう。

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作者名:ゆず | 作成日時:2018年2月16日 2時

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