検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:68,273 hit

味方 ページ11

玲於side




玲於「おそい...」


柱にかかってる時計を見るともう23時回ってて
あいつ、俺の言ったことちゃんとわかってんの?
今頃亜嵐くんとイチャラブしてんのかなー…

あーまじで、1秒でも24時過ぎたら許さねぇ



ジ「それにしても初めてみたなぁ。玲於が1人の女の子に対して、こんなに喜怒哀楽が激しいの。」


涼太「いや〜面白いですよね〜」


玲於「いや別に至って普通だし。あのさ、涼太くんこないだから人のこと面白がるのほんとやめてもらえません?」


涼太「え〜いいじゃん楽しいし、俺はどこまでも玲於の味方だよ?ねえジョーさん?」


ジ「そうだねぇ。(笑)」


仕事が終わってジョーさんの店に来たら
まさかの、先に涼太くんという先客がいて。
俺の特等席に座ってるもんだから仕方なく隣に座って、まぁ今に至る。


玲於「いや、そういうことじゃなくて…」


涼太「そんなカリカリしなくても、Aちゃんは約束破るような子じゃないって、玲於が1番よくわかってるでしょ?」


ジ「まぁ相手は亜嵐だからね、何が起こるかわからないよ?(笑)」


涼太「ちょっとジョーさん、それ禁句(笑)」



ったく、この大人たち完全に俺で遊んでるわ
…そんなこと言われなくても分かってるっつーの。


こんなたわいもない話しながら
とうとうむかえた24時10分前。
俺もそろそろ痺れをきらして
いまどこにいんだよって
LINEしようと携帯に手を伸ばしたその時、
やっと店のドアが開いた。


A「こんばんわ〜、あ、涼太くん!」



亜嵐「え、涼太?玲於まで。…あ、俺帰ります、ジョーさん、Aちゃんのことよろしくお願いします。Aちゃん、仕込み頑張って。じゃあまた。」


…仕込み?(笑)


A「あ、今日はありがとう、まって、わたしも行く!わたし、外まで亜嵐くん送ってくるね…!」



バタンッ


玲於「ほんとなんなの…」


涼太「なんか、一気にサイクロンが押し寄せて来た感じだったね…」


玲於「ほんっと騒がしいやつだわ…」


ジ「はっはっは、可愛いらしいねぇ(笑)」



店に入ったらメンバーが2人もいるんだもん
まぁ亜嵐くんが驚くのも無理ないんだけど。
それ以前になんか、2人様子がおかしくなかった?
なんかあった?
…なんて、さすがに考えすぎか。(笑)



涼太「あ〜はやく金曜日にならないかな〜」


玲於「なんで?」



涼太「バトンタッチの日じゃん、Aちゃん。」



玲於「あぁ、…」

知らない→←ドキドキ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (139 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1771人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆず | 作成日時:2018年2月16日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。