頑張ったら ページ18
ASide
玲於くんわたしの目をみてはっきり
"俺も行く"って
………わたしのために着いてきてくれるの？
うそ。
亜嵐「え〜〜Aちゃん事務所もどるの〜〜？じゃあ俺も戻ろっかな〜！」
え？
楓「私は帰るわ〜、もう事務所いくなんてそんな元気ない(笑)」
隼「じゃあ僕も帰りますね！」
こうして、それぞれの目的に別れてタクシーに
乗り込んだわけなんだけど．．．
亜嵐「Aちゃん、いまから自主練するの〜？えらいね〜！＾ ＾」
『いやいやそんな全然だよ…！……亜嵐くんは何しに行くの？』
亜嵐「俺はま〜、ちょっと、いろいろ、かな！笑」
『そ、そっかぁ。………』
助手席に玲於くん、その後ろにわたし、その横に亜嵐くん。
玲於くんさっきからずっと窓の外みてるの。
いつもなら亜嵐くんまじどーちゃらこーちゃらだわ
ってケラケラ笑ってるのに。へんなの。
たしか、LA行く前くらいまでは
変わらなかった気がするんだけどな、
滞在中にケンカでもしたのかな？
相変わらず亜嵐くん、たくさん話しかけてくれて。
わたしたちが事務所に到着したのは
５時半をすぎた頃。
まだ建物内には人がたくさんいて。
［ちょっと俺、コンビニ行ってくるわ］
ビルに入った瞬間玲於くん、
そんなことゆうもんだから。
『あ、うん、わかった。』
亜嵐くんと楽しくお喋りしながらエレベーターへ。
亜嵐くんは途中で降りちゃって。
そのままわたしは練習部屋がある階へ。
ラッキー！今日は誰もいないや。
電気をつけてさっそく並んでるマネキンを１体
ひっぱってきて、道具一式を広げる。
最近ばたばたして練習できてなかったからなぁ
やっぱりこうやってアレンジのこと考えてたり
する時間が１番わくわくするや。
ガチャ
［…あ、いた。］
『 玲於くん…！あ、おかえりなさい(？) 』
［なんで疑問系なの(笑)ん、ただいま。］
そう言って玲於くん、当たり前のように
ソファに座って携帯触り始めて。
『あのっ、もしかしてまっててくれるの？…』
［………なに、だめなの？］
『いやいやいや、全くもって！！！その、いつまでかかるかわかんないよ？……』
［ いいよべつに。頑張ったらご褒美やるから。……ほら、続けて。 ］
きゅん。わぁ、ご褒美ほんとにくれるの…！
『わぁ…！♡わたしがんばるね！玲於くんありがとう…！』
［ ん。 ］
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REI - とても面白かったです!でもすいません、間違えて低評価押してしまいました。本当は高評価です。ごめんなさい。次回作も楽しみにしてます! (2019年6月30日 9時) (
レス) id: 6b6704601e (このIDを非表示/違反報告)
夕凪(プロフ) - 好きって言ってよ 続編まってます！！ (2018年10月5日 5時) (レス) id: 6e9a42278c (このIDを非表示/違反報告)
隼大好き - 最初の方は、ハラハラドキドキだったけど、最後の方は、胸キュンキュンですね。 (2018年4月2日 8時) (レス) id: 28aba34e14 (このIDを非表示/違反報告)
GENE！大好き - とても良いお話でした。メッチャ、キュンキュンしました。 (2018年3月6日 23時) (レス) id: fa7ed179cf (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 白あいさん» コメント本当にありがとうございます、嬉しかったです…！ (2018年2月10日 21時) (レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず
| 作成日時：2018年1月11日 22時
