好きって言ってよ２［佐野玲於］完結

爆睡 ページ17

ASide




まもなく着陸体制にはいります………
皆様お席にお座りになられましてシートベルトの着用を………………





．．．．．



………んあ、わ〜よく寝た〜。
ん？、なんか首めっちゃ痛い………



……なんか左肩重くない？…え？……



玲於くん、わたしの方にもたれかかってる…
か、かわいい、、、


…じゃなくて起こさなきゃ




『…玲於くん、起きて！玲於くん…！』




［……あ〜寝すぎた〜、腰いてえ〜。］




シートベルトしなきゃだよ！って
まだ半分起きてない玲於くんの
シートベルトもしめてあげて。



ずっと左に首傾けてたであろうと思われる、
ほんとに、首が痛い。




亜嵐「二人ともおはよ、めっちゃ爆睡だったね(笑)」




『いつの間にか寝てしまってて………あれ、わたしほんといつ寝ちゃったんだろ……』




亜嵐「玲於のゲームのぞきながらそのままだよ、その後を追うように玲於も、ね？」




［亜嵐くん、人のこと死んだようにゆうのやめてもらっていいっすか？］





亜嵐「ああ、ごめんごめん(笑)でも二人ともかわいかったよほら〜！」





……そこにはお互い寄りかかるように寝る玲於くんとわたしの写真が………はずかしい。




［……隠し撮りとかほんと趣味悪いわうちのリーダー］




わたし、その写真
すごくほしいなあって思ってるのは秘密。





もう東京なんだ、はやいな。
こっちはまだ16時みたい。

ちょっと帰り事務所寄って帰ろうかな。

LAですごい刺激を貰いすぎてヘアアレンジメントのアイデアがとまんないよ。
いまのうちに手を動かさないと忘れちゃう。




亜嵐「わすれものな〜い？大丈夫〜？」



無事着陸し、
身の回りの確認をしてから飛行機を後にした。
数日ぶりの日本。


ちょうど夕焼けが向こうの空にみえて
LAとはまた違った空の色に
どこかとてつもなく安心を覚える。




龍友「めっちゃ肩こったわ〜Aちゃん肩揉んでぇや〜」



『えぇ……(笑)』




隼「あ〜〜飛行機ってやっぱりいつになってもワクワクしますよね〜〜」




［お前だけだよそんな馬鹿みたいに遠足気分なの］




亜嵐「はいじゃあしっかり休んでまたツアーファイナルもしっかりぶちかましましょう！解散！」



涼太「みんなもうそのまま帰るの？」




裕太「マイロとアルビー迎えに行かな〜〜」




龍友「俺は今からジムや〜」



『わたし事務所寄って帰ろうかな……！』



［……じゃあ、俺も行くわ］



……え？

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