泣きそう ページ24
ASide
隼「えええええええええええ」
『ちょっと、声おっきい!!』
玲於くんのためにご飯作って待ってたのに
こないだ(まぁ昨日なんだけど恥ずかしいから秘密)すっぽかされたってゆう一連の話をしたら
予想以上の反応をみせてくれた隼くん。
周りのおじさんたち、一斉にこっち振り返る。
...ああ、恥ずかしいよ。
隼「いやだって、あの玲於がでしょ?
え〜〜〜〜〜びっくりだわ」
俺ずっと長いこと一緒にいるけど
そんな玲於みたことないわって
そんな?そんなにゆう?(笑)
隼「あの、Aちゃんさ、玲於のことすきなの?」
『へっ!なんでそうなるの!?』
隼「だって毎日玲於の帰りご飯作って待ってるって
…なんか彼女みたい(笑)」
そんなもん?
ええじゃあやめたほうがいいのかなあ?でもなあ。
『…そのほうが楽しいし、美味しいから…』
それに、あの居心地の良さになれちゃって
やめろっていまさらゆわれても
それはちょっと嫌だなぁ...
隼「ま、いいよ、またなんかあったら教えてよ話聞くからさ!」
そこからまた隼くんとたわいもない話をして
また2人で盛り上がってたけど
なにかもやもやよくわかんない感情が
自分の中に生まれたような気がした。
次の日。
今日はいよいよ...
涼太「Aちゃんおはよ。」
王子とご飯の日〜〜
今日の化粧はいつになく念入りになっちゃった。
涼太くんの髪セットしながら
今日たのしみだねって
緊張しながらもそれなりに楽しくお話していた。
[はよ〜っす]
…玲於くん来た。
なんか久しぶりに見る気がするな。
まあきのうもみたんだけど。
今日もねむそうだなあ。
[楓さん、髪セットしてもらっていいですか]
え...
涼太「?Aちゃん
どうかした?」
『あっ、いやっごめんなさい、
今日も前髪あげます??』
…びっくりしちゃった。
いやわたしが来る前までは
それが当たり前だったんだろうけど
私がここに来てから玲於くんは
いつもわたしが担当だったから
はあ、なんか泣きそう。
はやく玲於くんと前みたいにお話したいな…
きっとどっちが悪いとかそうゆうわけじゃなくて
でも、たぶんこれ日にちがあけばあくほど
まずいやつだ
結局、どちらが素直になることもなく
その日はずっと玲於くんと
目が合うことはないまま、
夜の約束の時間を迎えた。
1263人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふたば - 名前入力して、苗字みたら、同じ苗字ですごくびっくりしました笑笑 (2018年1月15日 20時) (レス) id: 6baa600086 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 七海さん» ありがとうございます。少しでも日常の糧になればと思います。!! (2018年1月11日 21時) (レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 七海さん» ありがとうございます。ぜひ引き続きにやにやしていただけたらと思います…!笑 (2018年1月11日 21時) (レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 春華さん» ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです…! (2018年1月11日 21時) (レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - はじめまして!このお話すっごく楽しませてもらってます!次の更新もとても楽しみです! (2018年1月8日 20時) (レス) id: e902c191d1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆず | 作成日時:2017年12月26日 21時