好きって言ってよ１［佐野玲於］完結

れ お く ん ページ20

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今日は朝から制作室にいて、
GENERATIONSさんの衣装作りに参加させてもらえることになった。


『わぁ、これかわいい．．．』


この曲にあう衣装はどうゆうものがいいか、
装飾品はなにがいいのか、
LIVE用、テレビとか、
衣装選びって実はかなり時間をかけて行うの。


すごく充実した午前中を過ごせて
お昼は楓さんとランチ。



すぐ近くのオシャレなパスタ屋さんがあるからって紹介してもらった。


もう、超々おいしいの！
ホタテとパンチェッタのバター醤油、
やめられないとまらない、やみつきの味
都会最高…！(泣)



『また連れてきてください…めちゃめちゃ美味しいです…！』



楓｢それはよかった。笑
あ、あのさ、Aちゃん…｣



『ん？なんですか？私のちょっと食べます？♡』


楓｢…いや、大丈夫、
ごめん何でもない気にしないで！｣


『そうですか？^^』




ここで、もうちょっとわたしが、楓さんの気持ちに気づいて
あげれてたら、もしかしたら
未来はだいぶちがったのかもしれない。









【今日も21時】

夜19時。玲於くんからのLINE。
21時ね。はいはい。(笑)



今日はなににしようかな〜、帰ってくるの遅かったからな〜、
．．．オムライスにしよ。


今日も
ケチャップご飯作って、
お風呂入って、
顔パックして、
待ってる間は案の定うつらうつらして、






わたし玲於くんがいなかったら
超早寝だろうな、って思いながら待ってたら




コツコツコツコツ
チャランチャラン




『きたな』





バッ
『玲於くんおかえり！』



［うわびびった、だからそれやめてっていってんじゃん］




『期待を裏切らないでしょ？はいもっていきま〜〜す』




いつか心臓とまるわってぶつぶつゆってる。

え〜〜嬉しくない？最高のお出迎えじゃない？






『お邪魔しま〜す
はいきょうはオムライスです！』





そしたら玲於くん、にこにこしながら、お〜〜
なんかいってて




最近気づいたけど、玲於くんってほんと嬉しそうにする時の顔、こどもみたい、だからもうほんと、ガキンチョだよね…！(命名)






ケチャップで れ お く ん ♡ ってかいた





［うわうまっそ、、、ねえなにこれ。］




『オムライスに名前と♡はつきものでしょ？』





［意味わかんねぇ(笑)］





『おいし？』



［…ま、いいんじゃね？］



『美味しいって素直にゆってよもう〜〜』



［うまい］




『えへへ♡』



［はあ、すぐ調子のんだから。］

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