いつもの (ページ11)

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そして、ついに紫耀と2人でご飯に行く日が来た。

今日、俺は紫耀に自分の気持ちを伝える。

紫耀にどう思われるかは分かんないけど
どうしても伝えたい。

よしっ、頑張ろ！！

俺は緊張しすぎて、約束の30分も早く店に着いてしまった。

紫耀「ごめん！！待った？」

廉「全然、大丈夫やで。」

紫耀「なら、良かった！」

今日も紫耀はカッコええなと思いじーっと顔を見つめていた。

紫耀「え、俺の顔になんか着いてる？？」

廉「…あ、何も着いてないで！！」

紫耀「そう？変な廉笑」

紫耀に名前を呼ばれただけで嬉しくなるなんて
俺はもう末期やろうか。

紫耀「そうだ！！廉、俺に話って？」

廉「…んとな、俺、紫耀のことがす、す…」

紫耀「す？」

廉「やっぱ、紫耀から言って！！！」

紫耀「俺から！？まぁ、いいけどさぁ」

もう、俺のバカ！！
折角のチャンス無駄にしてしまった。

紫耀「廉？言うよ？？」

廉「あ、ごめん。言ってや。」

紫耀「俺ね。なんと、実香と付き合うことになりました！！！」

廉「……えぇー！？！？」

紫耀「いやぁ、廉には本当に感謝してるよ。俺の恋のキューピットになってくれたんだから。実香も廉に感謝してたよ。」

廉「お、俺恋のキューピットになった覚えないんやけど！？」

紫耀「仲良くなれるように手伝ってくれたじゃん！！本当に実香と付き合えたのは廉のおかげだよ。ありがとう！！」

廉「お、おう。」

あぁ、何が恋のキューピットやねん。
好きな人が付き合えるように手伝うとかバカかよ…
ずっと、好きやったのにな……

バイバイ、俺の恋心。

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初めてのバッドエンド。
やっぱりお話はハッピーエンドが1番ですね！！

最近、更新出来てなくてすみません！！
長編の方だけしか更新してませんでした(汗)
これからもちょくちょく更新していくので是非、読んでいただけると嬉しいです！！！！