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「A!迎えに来たぞ!」





あれから十分すぎるほどの休息期間をいただき、
機能回復訓練も済み、ようやく退院となった。
一人で帰れると何度も断ったが、私の師範はどうやらとても過保護らしく、こうして迎えに来てくれたのだった。











「A、階級を確認してみるといい。」

『階級…ですか?』


師範にそう言われたため、『階級を示せ』と唱え力を入れてみると、浮き上がった“甲”の文字。





『…甲…?』

「うむ!
君が倒したのは下弦ノ弐、そしてそれが五十体目だ!もう柱になる条件は全て満たしているな!」


『で、でもっ…柱は師範が…!』


「もちろんだ!まだ譲る気は無いぞ!
だが、俺が引退したあとは君に任せる!」


『…私はずっと師範の継子でいたいですよ。』


「はっはっは!まったく甘えん坊で困ってしまうな!」


頭を撫でられるのが気持ちいい。
ずっと、こうして師範と一緒に闘っていきたい。







「ずっと俺の継子…か。」

ふいに師範がそう呟く。



『師範…?』

「いや!何もない!さぁ帰ろう!」

一瞬だけ、切なげな顔をした師範だったが
やがていつもの様子に戻ったのだった。













『…え?私も?』

「そうだ!行くぞ!」


要が緊急の柱合会議を知らせに来た。
鬼を連れた隊士の裁判を行うとのこと。
そして、私も参加するようにとの事。


柱合会議は柱とお館様のみで行われる。
継子であろうと、参加する事は今までなかった。

『鬼を連れた隊士…お館様は一体どういうおつもりなの…?』


疑問と不安が混じりながらも、
師範の後を追い産屋敷邸へと向かうのであった。


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愛之助(プロフ) - あ〜〜😭URL送ってくれてありがとう…煉獄さん本当にかっこいい解釈一致でしかないもういっつも文が最高かてぇ…本当に無料で読ませてくれてありがとう…🙏 (2021年11月2日 21時) (レス) @page23 id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
唯梨(プロフ) - 衣世さん» 衣世さん読んでいただきありがとうございました!あるとすればそれは…の内容はほんと、好きに想像してください!ふふふ (2021年10月19日 9時) (レス) id: 7ac5652e2e (このIDを非表示/違反報告)
唯梨(プロフ) - ひよさん» 遅くなり申し訳ありません!!最後までお読みいただきありがとうございました!煉獄さん、ずるい男です。もう呪いでしかありませんでした…来世があれば一発ビンタしたいです。← (2021年10月19日 9時) (レス) id: 7ac5652e2e (このIDを非表示/違反報告)
唯梨(プロフ) - 澪凪さん» 遅くなりごめんね!読んでくれてありがとう♡そんな大したことないからそんな褒めなくていいよ!笑 (2021年10月19日 9時) (レス) id: 7ac5652e2e (このIDを非表示/違反報告)
衣世(プロフ) - 完結おめでとうございます!切ないっ(/_;)/~~いつも解説ありがたいです!それ とは何か…まだわからない私です(ごめんなさい)唯梨さんの小説読めて嬉しいです!! (2021年9月30日 7時) (レス) @page22 id: 1ea4fe96cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:唯梨 | 作成日時:2021年9月18日 21時

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