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「……相談…ですか。あぅ…忘れたのですか？あの事を…」
俺と羽入は、相談した未来を知っている。
なぜかというと、既にやったことがあるからだ。
「……p-pだけじゃない、コジマにもアブにも。」
俺を殺す人が誰であろうと彼らなら俺を守り抜く力がある。
彼らにはとても強大な後ろ盾があるのだから。
彼らは、表向きにはただの診療所の人間と何の関わりもないフリーカメラマン。
しかし、本当は違う。彼らは極秘の集団から雛見沢症候群を研究するために派遣された者たちなのだ。
診療所の所長であるp-pは、そのまま雛見沢症候群の研究を。
助手のアブは機密保持を。
何のつながりもなさそうなフリーカメラマンのコジマは、連絡員やコスト面の管理。
彼らが所属する極秘の団体『東京』。よくは知らないが、国のお偉いさんたちの組織らしい。
まぁそんなこともあり、彼らに味方をしてもらう=国を味方につける、みたいなものなのだ。
前の世界では、全く信じてもらえず、アブもコジマも死に、俺が殺された。
だから二人が死ぬのは運命だと諦めて相談をやめてしまった。
だけど……。
『運命なんて軽々しく言っちゃいけないよ！』
「今度こそ、信じさせてみせる。二人の死の運命を変えられるのは俺だけだから」
「…………はい。頑張って下さいなのです」
「信じてくれたら彼らも俺を守ろうとするはず。だって俺の死は……雛見沢の死なんだから」
今度こそ運命に打ち勝つんだ。
***
話を聞いてもらう…と言っても普通に話しただけでは駄目だろう。そんなこと検証済みだ。
だから俺は。
「しょ、正気なのですか！？ヒラ…」
「それは本当かい？ヒラくん…！」
「本当だよ？誰にも言わないなら、祭具殿の中、見せてあげるんだよ」
開かずの祭具殿の禁をおかす…。
呼んだのはアブとコジマ。コジマは親友であるアブの付き添い。
アブは、雛見沢の邪悪な歴史が大好きだ、今回はその好奇心を利用させてもらう。
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しの(プロフ) - 一番最初から全て読ませていただきました！ひぐらしのなく頃にの原作ファンなのですが、あの独特なすこしゾワリとするのに好奇心を駆り立てられるような感じが感じられてとても素敵です……！ (2017年6月14日 4時) (
レス) id: a87db4afc4 (このIDを非表示/違反報告)
いろはす - ひぐらしのなく頃には知りませんがいいお話です!更新、頑張ってください! (2016年11月23日 17時) (レス) id: e1dd9fb0f5 (このIDを非表示/違反報告)
たけのこご飯(プロフ) - ダイアナさん» コメントありがとうございます！了解致しました、暫しお待ちをー;; (2016年7月28日 11時) (レス) id: 6e1790e98f (このIDを非表示/違反報告)
ダイアナ - 皆様は「次まだかなぁ」って感じのワクワク感が大好きみたいですけどあたしは苦手かなぁ… 更新待ってます！ (2016年7月27日 23時) (レス) id: 3444009ee5 (このIDを非表示/違反報告)
たけのこご飯(プロフ) - かなでさん» そうなんです長いんですよ。原作はもっと長いんですよ((はい、是非最後までお付き合い下さい！コメントありがとうございました！ (2016年5月15日 19時) (レス) id: 6e1790e98f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たけのこご飯
作成日時：2016年4月17日 19時
