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平野「はいテスト返すから静かにー！」
期末考査から数日経った頃、
先生が大量のテストを抱えて教室に入ってきた。
...なんでうちの学校って一気に全部返すんだろ。
少しずつ返せる教科から返せばいいのに。
翔馬「A自信ある？」
「えー逆にある」
翔馬「どういうこと？(笑)」
颯太「よっしゃああああ！！！！」
しょまと話してたら、突然聞こえてきた颯太の叫び声。
あれは確実に数学辺りの成績が良かったんだな。
...あ、あじもめっちゃ嬉しそうにしてる(笑)
「あじと颯太は夏期講習なさそうだなぁ」
翔馬「あー、あの二人はね(笑)」
平野「はい、黒田ー」
翔馬「あ、絶対黒ちゃんは夏期講習あるよ」
「何教科あるかな」
ちなみにうちの学校は各教科それぞれ平均点以下
だとその教科の夏期講習を受けないといけない。
だから、5教科全部が平均点以下だと夏休みほぼ夏期講習で埋まるの(笑)
翔馬「黒ちゃん！」
光輝「平塚〜！」
明らかにショックを受けてる黒ちゃんをしょまが呼ぶと、
泣きべそかいてこっちに来た黒ちゃん。
「何教科？」
光輝「逆に何教科だと思う？」
翔馬「全部」
光輝「さすがになめすぎ」
「数学と理科と社会」
光輝「社会はギリセーフでした〜！」
翔馬「2教科かぁ」
ふと、湧のことが気になってそっちを見ると
一人で黙ってお祈りをしていた。
...いや確実に湧ちゃん、アウトだよね(笑)
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作者名：mim! | 作成日時：2020年11月27日 14時
