▼ 23 ページ23
体育祭当日_
あっという間に体育祭当日を迎えて、
今日は学校に着くなり舞華にヘアセットしてもらって
ハチマキも可愛くアレンジをしてもらった。
光輝「うわ、さすが遊佐！やるじゃん！」
舞華「なんで上から目線なの！ムカつく！」
秀生「まぁまぁ(笑)でもほんと遊佐うまいよね。
Aが自分でやったら大変なことになるもん」
準備が終わって、クラス席に行くと
私たちに気付いた黒ちゃんとあじが
やたら舞華のことを褒め始めた。
...いやまぁ、あじの言う通りだけど。
舞華「ねぇ平塚は？」
秀生「うっちーとトイレ！」
舞華「もう早く見てほしいのに！」
「別に今日ならいつでも見れるじゃん(笑)」
光輝「ほんとそういうの疎いよね、Aってさ」
4人で話してたら、突然後ろから誰かに抱きつかれて
顔を確認しなくても誰かなんてすぐに分かった。
舞華「あ、やっと来た！」
翔馬「なに？俺待ち？」
舞華「A、可愛いでしょ！」
翔馬「えー、遊佐何言ってんの！
Aが可愛いのはいつものことでしょ！(笑)
でも、Aをもっと可愛くしてくれてありがとね！」
「何言ってんの、しょま(笑)」
そう言って、振り返ってしょまの顔を見た時
すぐに感じた違和感。
なんか、しょま顔色悪い気がする。
...いや、気のせいかもしれないけど。
心なしか、颯太も心配そうに見てる気がするし。
黒ちゃんとあじも、なんとなく感じてるよね？
...私たちの気のせいなだけで、何にもないといいけど。
_
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 339人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「少年忍者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mim! | 作成日時：2020年11月27日 14時
