・ ページ2
けど、考えれば考えるほど不思議だ。
どうしてこんなに優しい女の子が、あんな愛想の悪い男と付き合ったのか……。
いや。俺もカイペンだからジョンイニの良さは嫌ってくらい分かるよ。
愛想が悪いように見えて、テンションが上がると意味わからんくらい可愛い笑顔で笑い出すし、
元々セクシーなのに、
ダンスを踊れば、ギネス級のセクシーを出してくる。
それにジョンイニは女遊びなんか全然しないし、
性格も面白いし、イケメンだし、スタイルも良いし……
……あれ、
完璧じゃない？
いやいやいや、
いやいやいや、
……いや、付き合わない理由ないわ。
でも、それだけじゃまだ納得できない！
俺はまだこんなもんじゃ認めない！
「ねぇ、Aはなんでジョンイニのこと好きになったの？」
「にに？ ふふふ、あのね。にには私のヒーローなの。ににはね、捨て猫だった私のことを助けてくれたんだ。その時好きになったの」
「捨て猫？ どういうことか分からないから……１から話してくれない？」
Aにはジョンイニより前に飼い主がいたってこと？
それは初耳だ。
「あのね、前の飼い主の女の子に新しく犬を買ったからって、私１週間で捨てられちゃったの。あっないビーズクッションからダンボールの中に入れられて、それから外にずーっと出されてたんだ」
「なんだそれ……酷いな」
Aは平気な顔をして、語るけど想像するだけで悲しすぎる。
もしこれが俺だったら………
ジュンミョニヒョンに、EXOのラッパーはセフン一人だけで良いとか言われて、
俺はダンボールに入れられて道端に捨てたれたりなんかしたら……
多分泣く。確実に泣く。
こんなの悲しすぎる。
想像しただけでこんなに悲しくなるのに、実際に捨てられたAはどれだけ辛かっただろうか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 394人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：棚 | 作成日時：2016年11月20日 19時
