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「ってか!まだ先輩におめでとうって言われへん!」
『あれ、そうだっけ?』
「そうですよ!....言ってくれないんですか?」
またきゅるるんな顔。その顔に弱いんだって分かってやってるな...。
『神山くん、お誕生日おめでとう。仕事も出来るし、しっかり者だけど何か困ったことがあったらいつでも相談してね。.....なにその不満そうな顔』
「やって、もっと何かあるやん...」
俺告白したんですけど。遠回しに!さっき!と頬を膨らませ、明らかに怒ってますアピール。
...女子か。
『うん、それに関してはちゃんと考えるつもりです』
「....良い返事しか受け取りません」
『ふふふ、今日の神山くんちっちゃい子みたい笑
...でも何で私なの?同期の子とか可愛らしいじゃない』
「え、そうですか?俺入社してからすぐ先輩好きになったから周りの人に可愛いとか思ったことないです」
『っゲホッ 』
凄い爆弾をさらっと!
「というか同期みんな俺が先輩のこと好きなの知ってますし」
『えっ!?!?』
「あと先輩の同期の方達も」
『え!?外堀から固めるタイプ!?』
「ふふ、はい」
ニコニコと機嫌よくお肉を頬張る姿は可愛くてキュンとする。...キュン?
「別に俺は急ぎませんけど、でもあんまり焦らされると拗ねちゃうかも」
やって先輩もう俺のこと好きな顔してるから。
全てを見透かされている彼にはもう敵わない。潔く白旗を振ろう。
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作者名:あんまん | 作成日時:2020年10月30日 13時