追う獅子から逃げる乙女(青) (ページ3)

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ep.3 ページ3

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これは即ちょこに相談や。
と、終礼が終わった後直ぐに9組の方へ向かう。

神「あれ？Aやん」

『あー神ちゃん！久々やな』

私と神ちゃんは神山、神田で名前順が後ろ前やったから1年の１学期から良く話してた。
普通に仲良しのお友達って感じやな。

神「そりゃそうや。特進クラス様々の方なんか滅多に行かんもん」

『やめてや。そんなんちゃうよ』

神「どこいくん？帰らへんの？」

『あーちょっとな。そうや、あのさ藤「神田さん？」

へっ？』

振り向くとそこにはあの藤井流星が。

神「あれ？流星ってAと友達なん？」

『いやちゃうで！』

藤「なんや会いに来てくれたんちゃうの？」

『ちゃいます。』

なんで会いにいくんや。
ほんまにアホか。

藤「読んだ？俺のラブレター。佐藤に渡してんけど。」

そんな普通に言うな。
神ちゃんの目が飛び出そうになっとるやないか。

神「ら、ラブレター！？え、流星Aが好きなん？」

藤「せやで」

『すみません、私帰るんで。』

藤「じゃあ一緒に帰ろうや」

『帰りませんけど？』

藤「じゃあついて行く」

『ついてくんな！』

神ちゃんの腕を握り私はズンズンと9組へ向かう。

神「え、何！？なんなん？え！？」

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