ep.36 ページ36
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今日は金さんがいるので私もフロア。
りいさんがカウンター席の方の注文を取りに行っていた間に個室のドリンクが出来たみたい。
金「Aちゃん、これ4番個室お願いね」
『はーい』
そういえば今日の個室は誰なんだろう。
そんなことを思いながら個室へ向かう。
『失礼します。お待たせしましたー、生とハイボで....す』
扉を開けて顔をあげるとそこには神山さんと照史さんが。
びっくりしすぎて一瞬時が止まったかと思った...。
でも久しぶりに見る神山さんはお元気そうでなにより。
ゆっくり話たかったけど、まだやっぱりお互い気まずくてそそくさと戻ってきてしまった。
金「どう？話せた？」
『金さんもしかして今日お二人がいらっしゃること知ってたんですか？教えてくださいよー』
金「教えたらAちゃんまた行かないかと思ったんだもん。」
『そうですけど...でも結局話せてないですし』
璃「話してないん！？嘘やろ！？」
店長「おーいこれ4番個室にサービスや言うて出してきてやー」
璃「今度こそ話して来！フロアは任せて、ほら行った行った！」
おじさんが個室に刺し盛りととりわさを運んで欲しいと言うとりいさんが行ってこいと。
もうりいさんは完全に私のお姉さん的存在になってるなあ。
姉御肌なのかな？
そんな余計なことを考えているうちに個室の前に。
ふう〜、よし。
一息ついて扉を開ける。
『失礼しま...え、大丈夫ですか？』
桐「Aちゃん！いいところに！ちょっと起こしてくれへん？」
そこにはおしぼりを首に当てて机に突っ伏してしまっている神山さんが。
何やらお酒がとても弱いのに一気にハイボールを飲み、ほんの一時間もしないうちに寝てしまったらしい。
確かに今まで神山さんが呑んでるの見たことないかも。
一人で飯食うん寂しいから起こしてや、なんておっしゃる照史さん。
起こしても起きないのなら私が声かけても無駄では？なんて思うけど...
『神山さん、大丈夫ですか？お水お持ちしますか？』
神「んー...」
反応が薄いので近くに座り肩を軽く叩く
『気分悪いですか？』
そう顔をのぞき込むと、閉じていた目がゆっくり開く。
そしてその目が私の目をまっすぐ捕らえる。
自然と近づいていた距離と久しぶりに目が合った恥ずかしさで離れようとすると
机の上に組まれていた神山さんの手がそれを許さないと言うかのように私の腕を掴んだ。
何が起きているのか
私は頭が真っ白になっていた。
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あんまん(プロフ) - 那智さん» 気づくのが遅くなってしまいすみません。素敵なお言葉ありがとうございます。これからも宜しくお願いします！ (2020年10月28日 16時) (
レス) id: 6d524ee8df (このIDを非表示/違反報告)
那智(プロフ) - いつもTwitterでお邪魔してます☆あんまんさんのお話どれも大好きです☆Twitterもこちらもこれからも楽しみしています☆いつも素敵なお話ありがとうございます☆ (2020年9月9日 23時) (レス) id: 8d359b422e (このIDを非表示/違反報告)
あんまん(プロフ) - 神山もか.さん» はじめまして。読んで頂けて嬉しいです。また宜しければ感想のコメントくださいね！ (2019年9月19日 2時) (レス) id: b79232cc17 (このIDを非表示/違反報告)
神山もか. - はじめまして!凄くステキな作品でキュンキュンしました!続編楽しみにしてます！必ず読ませていただきますね (2019年9月16日 20時) (レス) id: 8360bad8dc (このIDを非表示/違反報告)
あんまん(プロフ) - なつきさん» 嬉しいです！続編私も描きたいので新作のお話の合間にでも入れようかなと思っております。次回作でもお会いできたら嬉しいです！ (2019年9月11日 0時) (レス) id: b79232cc17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんまん
| 作成日時：2019年5月12日 15時
