個室予約のお客様（緑）

ep.24 ページ24

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お客様がほとんど帰りジャニーズWESTさんとそのマネージャーさん達だけに。
テーブルセットも1セット片付け終わった。
マネージャーさん達は車を取りに一度お店を出た。

柊さんとりいさんはダイエット中だから賄いはいらないそうで、あとは2人で出来るからと金さんが早上がりさせた。

店長奥「今日はテーブルないしそこで食べる？」

そこ、とはジャニーズWESTさんとおじさんが話しているテーブルのこと。

金「そうですね、Aちゃんそうしよっか」

金さんが言うなら...と返事をした。


店長「お、もう賄いの時間か！俺も食うわ！」

店長奥「持って行くからそこに座ってて」

ジャニーズWESTさんが3人と4人に分かれテーブルに向かい合って座っていて、
3人の横におじさんとおばさんが隣合って座った。

金さんがおばさんの隣に座り、私は金さんの目の前に座る。
必然的に3席空いているけど、別に詰めなくてもいいでしょ？


桐「あれ、金ちゃんおるやん！」

金「どうも。照史さん最近よく来てくれますね」

桐「なんや、暇人って言いたいんか？」

『金さん、知り合いですか？』

私と3席空いた隣に座っていたメンバーの方に親しげに話すのでこそっと聞くと

常連さんだしレジしてるときに気さくに話しかけてくれて仲良くなったの。

っと。


桐「金ちゃんおったから今日こんなにドリンク出てくるの早かったんか！」

金「いやいや2人体制でやってましたし、Aちゃんが頑張ってくれたからですよ」

『え！？いやそんな...』

思いがけず自分の名前がでて驚く。

桐「Aちゃんもよお動いとったもんな」

え...名前....

『あ、いやそんなことないです。まだまだです...』

初めてお客さんに自分の名前を呼ばれて嬉しい気持ちと褒められて照れくさい気持ちで
口いっぱいにご飯を詰め込む。


金「あーもうそんなに口入れて！ゆっくり食べていいのに。誰も取らないよ？」

店長「ほんまええ食いっぷり」


『ほんなにみはいでくははい！！！(そんなに見ないでください!!!)』


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