2-12 ページ18
.
次の日
『うわ！！！なんでいるの！？！？』
MG「ヌナ、ちょっと座って」
『え？』
いつも通り出勤して扉を開けると私の部屋なのにミンギュくんが座っていた。
いや、どうやって入ったの貴方。
MG「いいから座って！俺、怒ってるの！」
『な、なんでですか....』
MG「断ったでしょ、昨日のジフニヒョンの！」
『あ、うん....』
MG「なんで！！！ジフニヒョン今大変なのわかってるでしょ！？ジフニヒョンはね、今回ヌナとコラボしてね、確かに忙しいことに変わりはないけど楽しそうに作業してたんだよ？早くAに聞かせたいからって。それを知ってボムジュヒョンがヌナとヒョンを一緒に仕事させたら少しは肩の荷が下りるんじゃないかって言ってたのに！」
それを知らずにヌナはあ！！！！！と爆弾のように続くミンギュ君の言葉。
MG「どうせ自信がないから、とか、俺らの未来背負えないとか思って断ったんでしょ！？
ほんっっっと馬鹿！！！！！馬鹿ヌナ！ヒョンが素直に甘えられるのヌナだけなんだよ！？」
ぜえぜえと、肩を揺らすミンギュ君。
そっか、大切なのは13人や会社の未来を背負えるかよりも、私がジフニの支えになってあげられるかなんだ。
確かに今までジフナがほとんど1人で曲を書いてた。
練習もして、曲も作って、睡眠時間はメンバーの半分だった。
練習生時代から見てたのに....なに考えてたんだろう。
MG「ヒョンなら7-Aですよ」
『ありがとう、ミンギュ君』
早く、早く言わなきゃ。
ごめんねって、間違ってたって。
私、ジフニと一緒に仕事したい。
"俺を支えてほしい"
以前言われた言葉が頭をよぎる。
私がジフニを支えなきゃ。
私が、私が.....！
『じ、じふなっ！』
JI「うわ、びっくりした....ってなんでお前泣いてんだよ」
気づいたら止まらなくなってた涙。
そんなの気にせずジフニの前へと進む。
『わだぢ、じふにといっじょにやりだい〜〜〜〜〜涙』
JI「は？何？」
『じふにとっ、じふにとっ、いっしょ、に、仕事、した、い〜〜〜〜〜』
JI「ん。とりあえず涙拭け」
渡されたティッシュで涙を拭いて、鼻水もかんだ。
視界良好。やっと落ち着いてきた呼吸。
『じふに、ごめんね』
JI「何が」
『何にもわかってなかった。みんぎゅくんに聞いて気づいたの。馬鹿って言われちゃった』
せっかく拭いたのにまた涙がぽろっと出た。
MG「いいよ、もう。」
そういって涙を拭ったのはティッシュじゃなくジフニの袖だった
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 775人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「SEVENTEEN」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あんまん(プロフ) - akonaさん» ありがとうございます！大変お待たせしてしまいすみません><またこれから更新しますので宜しければ覗いてやってくださいませ (2016年10月19日 22時) (
レス) id: b79232cc17 (このIDを非表示/違反報告)
akona(プロフ) - こんにちは！この小説大好きです！！ウジペンです！続きがすごく気になります(●´ω｀●)これからも頑張ってください！！応援しています♪ (2016年10月19日 20時) (レス) id: 5754040452 (このIDを非表示/違反報告)
あんまん(プロフ) - なまりさん» 初めまして、コメントありがとうございます。応援、本当に嬉しいです。 (2016年8月31日 18時) (レス) id: b79232cc17 (このIDを非表示/違反報告)
なまり(プロフ) - これからもがんばってください！でも一番は作者様自身が無理しない程度に更新を続けてくれることだと思います。完結までずっと応援します！ (2016年8月31日 17時) (レス) id: d1daa2e17d (このIDを非表示/違反報告)
あんまん(プロフ) - るりさん» コメントありがとうございます。嬉しいです^^ (2016年8月30日 22時) (レス) id: b79232cc17 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あんまん
| 作成日時：2016年7月24日 22時
