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SG「Aさん、ウジヒョン始まりますよ!」

扉からひょこっと顔を出したスングァンくん。
わざわざ呼んでくれたんだ、ありがたや。

中に入ると、後ろのイスにボーカルチームの4人が座っていた。

BZ「お前は、こっち」

『え、でもそこってプロデューサーさんの席ですよね?私平社員なんですが...』」

BZ「大丈夫だ、スングァニも座ってたから」

.....確かに。
そう思い、ボムジュさんの横に座った。
わ、ふかふか

BZ「お前は、OKだと思ったらこのボタンを押して。
 で、なんか改善点があったらそこのマイクで話せばウジに聞こえるから」

『わかりました』

うわあ、ジフニの歌を生で聞くのいつぶりだろう.....。
コンサートとかも忙しくて行けてないしなあ。

BZ「ウジヤー、始めんぞー」

JI「はい!」

"朝早くから僕には似合わない Umm
紙とペンを取り出す
心の奥深くへ飲み込んでいた言葉を書き出す"


BZ「お....」

ボムジュさんが小さく声を漏らす。
初心者の私が聞いてもわかるくらい、正確でまっすぐな音程と発音。
ジフニの少し高くてハスキーな声が響く。

"君と僕を愛の手紙に込めて、曇りのない空へ飛ばせば、風も僕達を包み込んでくれるはず。
つらかった日々が消えてしまうくらい君をぎゅっと抱きしめて離さないよ。
いつも君の傍にいるから。"

BZ「ジフナァ、完璧だよ」

JI「ありがとうございます、ふふ」

ボムジュさんに言われて恥ずかしそうに笑う。

BZ「A、なんかあるか?」

『いや、無いです。素敵でした。』

BZ「素敵だってよ、ウジヤ。よかったな」

そう言うとまた照れながら私の顔を見て、小さく親指を立てた。
私もグッドポーズをするとまた真剣な顔に戻ってヘッドホンをつけた。

BZ「ダビングするなー」

1回目よりまたさらに良くなったジフニ。
本当に本当に沢山練習したんだな、ってわかってたけど今日実感した。
アイドルっていうより歌手。
ジフニは一人の歌い手だった。


BZ「お疲れさまー!OK!」

ボムジュさんの声がかかってレコーディングは終了。

JI「A、今日飯」

『あ、うん。わかった。終わったら連絡する』

JI「ん、じゃ」

『はーい、じゃあ午後もファイトです!ボーカルチームの皆さんもお疲れ様でした』

お疲れ様でした!と手を振って送ってくれた。
よし、残りの仕事も頑張ろう!
今日は終わったらジフニのおごりだ!!


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あんまん(プロフ) - akonaさん» ありがとうございます!大変お待たせしてしまいすみません><またこれから更新しますので宜しければ覗いてやってくださいませ (2016年10月19日 22時) (レス) id: b79232cc17 (このIDを非表示/違反報告)
akona(プロフ) - こんにちは!この小説大好きです!!ウジペンです!続きがすごく気になります(●´ω`●)これからも頑張ってください!!応援しています♪ (2016年10月19日 20時) (レス) id: 5754040452 (このIDを非表示/違反報告)
あんまん(プロフ) - なまりさん» 初めまして、コメントありがとうございます。応援、本当に嬉しいです。 (2016年8月31日 18時) (レス) id: b79232cc17 (このIDを非表示/違反報告)
なまり(プロフ) - これからもがんばってください!でも一番は作者様自身が無理しない程度に更新を続けてくれることだと思います。完結までずっと応援します! (2016年8月31日 17時) (レス) id: d1daa2e17d (このIDを非表示/違反報告)
あんまん(プロフ) - るりさん» コメントありがとうございます。嬉しいです^^ (2016年8月30日 22時) (レス) id: b79232cc17 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんまん | 作成日時:2016年7月24日 22時

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